「お世話になった上司が異動することになったけど、
どんなメッセージを送ればいいんだろう…」
そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
今回は、上司への感謝の気持ちをうまく伝えるコツや、
シーン別のメッセージ例文をたっぷりとご紹介します。
きっと素敵なメッセージが書けるはずですよ。
異動する上司へのメッセージ、どんな風に書けばいい?
上司への送別メッセージって、
気持ちは伝えたいけれど
「どんな言葉を選べばいいのかな」「失礼になってしまわないかな」
と心配になりますよね。
✅でも大丈夫です。
感謝の気持ちを素直に表現しながら、いくつかのポイントを押さえれば、
きっと心のこもったメッセージが書けますよ。
✍️メッセージを書く際のポイント
メッセージを書くときに一番大切なのは、
上司への感謝の気持ちを自然な形で表現することです。
💡難しく考える必要はありません。
🔽意識したいポイント
具体的なエピソードを思い出す
例「プレゼン資料の作り方を丁寧に教えていただいたおかげで、今では自信を持って資料が作れるようになりました」
「失敗して落ち込んでいたとき、『次に活かせばいいんだよ』と励ましていただいたことが、今でも心に残っています」
上司の人柄・姿勢をさりげなく伝える
例「いつも穏やかな笑顔で話を聞いてくださる○○さんの姿勢から、コミュニケーションの大切さを学びました」
🚫失礼のない言葉遣い、NG表現に注意
せっかくの感謝のメッセージ、
避けたほうがいい表現もいくつかあります。
⚠️控えたい表現
「寂しくなります」「残念です」などの感情的な言葉は控えめに
「お疲れ様でした」は文脈に注意!
代わりにおすすめなのは、
「いつも温かいご指導をありがとうございました」や
「心より感謝いたします」といった表現です。
具体的なメッセージ例文集
それでは、実際のメッセージ例文をご紹介していきます。
これらの例文をそのまま使うのではなく、
ご自身の言葉でアレンジしながら、
心のこもったメッセージを作っていきましょう。
感謝の気持ちを伝えるメッセージ例文
感謝の気持ちを伝えるなら、
具体的なエピソードや思い出を盛り込むと、
より心に響くメッセージになりますよ。
以下、シーン別の例文をご紹介します。
長年お世話になった上司へのメッセージ例文
<パターン1 成長を感謝するメッセージ>
「○○部長、10年間本当にお世話になりました。
新入社員の頃から、
いつも温かく見守っていただき、
ありがとうございます。
特に、
大きなプロジェクトを任せていただいたときは不安でいっぱいでしたが、
『君なら大丈夫』と背中を押してくださったおかげで、
大きく成長できました。
部長から学んだ『お客様の立場で考える』という姿勢は、
これからも大切にしていきたいと思います。
新しい部署でも、
きっと素晴らしいチームを作られることと思います。
またお会いできる日を楽しみにしています。」
<パターン2 思い出を交えたメッセージ>
「○○部長、長年に渡り大変お世話になりました。
入社当時、右も左も分からない私に、
『まずはやってみよう』と声をかけていただいたこと、
今でも鮮明に覚えています。
部内旅行での楽しい思い出や、
締切前夜に励まし合って頑張った日々など、
たくさんの思い出ができました。
部長の『失敗を恐れずにチャレンジする』という言葉は、
私の仕事への向き合い方を大きく変えてくれました。
これからも部長から学んだことを胸に、
精進してまいります。
新天地でのご活躍を心よりお祈りしております。」
<パターン3 簡潔だが心のこもったメッセージ>
「○○部長、この度は異動されるとのこと。
10年もの間、公私ともに温かくご指導いただき、
本当にありがとうございました。
部長の『どんな時も笑顔を忘れずに』という言葉は、
今でも私の支えとなっています。
新しい環境でも、
きっと周りの方々を明るく照らす存在になられることでしょう。
これからもどうぞお体にお気をつけてお過ごしください。
心より感謝申し上げます。」
直属の上司へのメッセージ例文
<パターン1 日々の指導への感謝を伝えるメッセージ>
「課長、2年間本当にお世話になりました。
毎日の朝会で『今日のゴール』を明確にしてくださったおかげで、
仕事の進め方がどんどん上手くなりました。
特に、お客様からのクレーム対応では、
『まずは相手の気持ちに寄り添うこと』を教えていただき、
その後のお客様対応が大きく変わりました。
課長の丁寧な仕事の進め方は、
私の大切な手本です。
新しい部署でも、
きっと素晴らしいリーダーシップを発揮されることと思います。
本当にありがとうございました。」
<パターン2 成長を実感するメッセージ>
「課長、いつも温かいご指導をありがとうございました。
入社以来、
毎日のように励ましの言葉をかけていただき、
本当に心強かったです。
提案書の作成では何度も添削していただき、
『なぜその提案が必要なのか』という本質を考えることを学びました。
また、困ったときには必ず相談に乗ってくださり、
一緒に解決策を考えてくださいましたね。
課長のおかげで、
少しずつですが確実に成長できたと感じています。
新天地でのご活躍を心よりお祈りしております。」
<パターン3 感謝と決意を込めたメッセージ>
「課長、この度は異動のご報告をいただき、
寂しい気持ちもありますが、
新天地でのご活躍を心よりお祈りしております。
日々の丁寧なフィードバックのおかげで、
私は少しずつ仕事に自信が持てるようになりました。
課長から学んだ『報告・連絡・相談の大切さ』を忘れずに、
これからも精進してまいります。
本当にありがとうございました。」
他部署の上司へのメッセージ例文
<パターン1 協業での思い出を伝えるメッセージ>
「部長、プロジェクトでご一緒させていただいた1年間、
大変お世話になりました。
部署は違えども、
いつも親身になってアドバイスをくださり、
ありがとうございました。
特に、昨年の新規プロジェクトでは、
部長の『部署の垣根を越えて協力する』という考えのもと、
素晴らしいチームワークを経験することができました。
この経験は私の大切な財産です。
新しい部署でも、
きっと素晴らしいチームを作られることと確信しております。」
<パターン2 学びを中心としたメッセージ>
「部長、異動のご報告を伺い、
改めて感謝の気持ちをお伝えしたく、
メッセージを送らせていただきました。
合同プロジェクトを通じて、
部長の『常にユーザー目線で考える』という姿勢から、
多くのことを学ばせていただきました。
また、部門を超えた協力体制の作り方など、
組織運営の面でも大変勉強になりました。
ご縁があってまたご一緒させていただける日を、
楽しみにしております。」
<パターン3 簡潔な感謝のメッセージ>
「部長、これまで数々のプロジェクトでお世話になり、
ありがとうございました。
部署は異なりましたが、
いつも気さくに声をかけていただき、
心強く感じておりました。
部長の『チームの和を大切にする』というお言葉は、
今でも心に残っています。
新天地でのご活躍を心よりお祈りしております。」
親しくない上司へのメッセージ例文
<パターン1 礼儀正しく丁寧なメッセージ>
「○○部長、このたびは異動されるとのこと、
新天地でのご活躍を心よりお祈り申し上げます。
直接のお仕事でご一緒する機会は多くありませんでしたが、
全体会議での的確なご指摘や、
社員を大切にする温かい姿勢に、
いつも感銘を受けておりました。
短い間ではございましたが、
ありがとうございました。」
<パターン2 印象に残った場面を交えたメッセージ>
「○○部長、異動のご報告を承り、
一言お礼を申し上げたく存じます。
昨年の年末パーティーでのスピーチで、
『失敗を恐れず、常にチャレンジする大切さ』についてお話しくださったこと、
今でも心に残っております。
短いお付き合いではございましたが、
貴重な学びをありがとうございました。」
<パターン3 シンプルながら誠実なメッセージ>
「○○部長、このたびは異動のご報告を承りました。
直接ご一緒する機会は多くありませんでしたが、
廊下でお会いした際には、
いつも温かい笑顔で声をかけていただき、
ありがとうございました。
新しい環境でのご活躍を心よりお祈り申し上げます。」
労いの気持ちを伝えるメッセージ例文
頑張りをねぎらうメッセージ例文
<パターン1 具体的な功績を交えたメッセージ>
「部長、長年にわたり本当にお疲れ様でした。
特に昨年の組織改革では、
夜遅くまで私たちのために尽力してくださり、
心より感謝しております。
部長の『社員一人一人の成長が会社の財産』という言葉は、
これからも大切にしていきたいと思います。
新天地でも、
どうかご自身の信念を貫いてください。」
<パターン2 チームへの貢献を称えるメッセージ>
「部長、3年間という短い期間でしたが、
本当にありがとうございました。
部長が着任されてから、
部署の雰囲気が明るくなり、
みんなが生き生きと働けるようになりました。
困ったときには、
いつも親身になって相談に乗ってくださり、
本当に心強かったです。新しい部署でも、
きっと素晴らしいチームを作られることでしょう。」
<パターン3 心からの感謝を込めたメッセージ>
「部長、このたびは異動となり、
寂しい気持ちでいっぱいです。
いつも私たちのことを第一に考え、
休日返上で働いてくださった姿は忘れられません。
部長の温かいリーダーシップのおかげで、
私たちは安心して仕事に取り組むことができました。
本当にありがとうございました。」
新天地での活躍を祈るメッセージ例文
<パターン1 期待と応援を込めたメッセージ>
「部長、新しい部署でのご活躍を心よりお祈りしております。
部長の『どんな環境でも自分らしく』というお言葉通り、
きっと新しい部署でも
素晴らしいリーダーシップを発揮されることと思います。
異動後も変わらぬ温かい笑顔で、
新しい仲間たちを導いていってください。
これまでのご指導に深く感謝申し上げます。」
<パターン2 信頼と確信を伝えるメッセージ>
「○○部長、このたびは異動のご報告、
ありがとうございます。
部長の『人を育てる力』は、
誰もが認める素晴らしいものですから、
新しい部署でもきっと多くの方々の支えとなられることでしょう。
私たちが経験させていただいたような、
温かく、時に厳しいご指導を、
新しい環境でも活かしていただけることを確信しております。
本当にありがとうございました。」
<パターン3 前向きな期待を込めたメッセージ>
「部長、新天地でのご活躍を楽しみにしております。
部長の『チームワークを大切にする』という姿勢は、
必ずや新しい部署でも素晴らしい結果を生み出すことと思います。
私たちも、
部長から学んだことを活かして頑張ってまいります。
これまでのご指導に心より感謝申し上げます。」
今後の健康を気遣うメッセージ例文
<パターン1 優しい気遣いを込めたメッセージ>
「部長、いつも遅くまでお仕事をされている姿を拝見していました。
新しい環境では、
どうかご自身の健康にも気を配っていただければと思います。
休日には趣味の読書の時間もしっかり取っていただいて、
リフレッシュしながら新天地でご活躍ください。
これまで本当にありがとうございました。」
<パターン2 思いやりのあるメッセージ>
「○○部長、異動後も変わらずお元気でお過ごしください。
部長の『健康第一』というお言葉は、
私たちへの気遣いだけでなく、
ご自身にも大切にしていただきたいと思います。
新しい環境でも、
どうかご無理をなさらないように。
これまでの温かいご指導に、
心より感謝申し上げます。」
<パターン3 親しみのある気遣いのメッセージ>
「課長、いつも私たちのために全力で働いてくださり、
本当にありがとうございました。
新しい部署では、
毎朝の散歩の時間もしっかり確保して、
健康に気をつけてお過ごしください。
また笑顔でお会いできる日を楽しみにしております。」
送別会スピーチのメッセージ例文
感動的なメッセージ例文
<パターン1 思い出を交えた心温まるスピーチ>
「本日は○○部長の送別会にお集まりいただき、
ありがとうございます。
部長との思い出を振り返ると、
3年前の大型プロジェクトが真っ先に思い浮かびます。
当時、プロジェクトの見通しが立たず、
チーム全体が不安を抱えていた時期がありました。
そんな中、
部長は『一人一人の力を信じている』と仰って、
私たちを励まし続けてくださいました。
あの言葉があったからこそ、
チーム全員が一致団結して、
プロジェクトを成功に導くことができたのだと思います。
部長から学んだ『チームを信じる力』は、
これからも私たちの財産となることでしょう。
新天地でのご活躍を、
心よりお祈りしております。」
<パターン2 成長と感謝を語るスピーチ>
「部長、これまで本当にありがとうございました。
思えば入社当時、
何もできなかった私たちを、
部長は根気強く指導してくださいました。
失敗を恐れて尻込みする私たちに、
『失敗は成長の証』と励まし、
時には厳しく、
時には優しく導いてくださいました。
部長のおかげで、
私たちは少しずつ自信をつけ、
成長することができました。
今では、
お客様から『ありがとう』と言っていただけることも増え、
仕事の喜びを実感できるようになりました。
この感謝の気持ちは、
言葉では言い表せないほどです。
新しい部署でも、
きっと多くの方々の心の支えとなられることでしょう。
本当にありがとうございました。」
<パターン3 印象的なエピソードを交えたスピーチ>
「部長との思い出の中で、特に心に残っているのは、
昨年の年末商戦の出来事です。
例年以上の忙しさで、
チーム全員が疲れ切っていた時、
部長は休日返上で私たちと一緒に働いてくださいました。
しかも、お弁当を差し入れてくださったり、
励ましの言葉をかけてくださったり…。
その姿に、
私たちは本当に勇気づけられました。
『リーダーとはこうあるべき』という手本を、
身を持って示してくださった部長。
その教えは、
これからも私たちの心に深く刻まれています。
新天地でも、
その温かいリーダーシップを存分に発揮されることを願っております。」
笑いを交えたメッセージ例文
<パターン1 楽しい思い出を交えたスピーチ>
「部長との思い出と言えば、
やはり昨年の部署対抗運動会ですね。
普段はスーツ姿の部長が、
赤いハチマキを締めて徒競走に参加される姿は、
今でも部署の伝説として語り継がれています(笑)。
でも、そんな部長だからこそ、
私たちも気軽に相談できましたし、
困ったときも前向きに乗り越えられました。
仕事もプライベートも全力投球の部長、
新天地でも、
その熱い思いを周りの方々に伝えてください。
本当にありがとうございました。」
<パターン2 和やかな雰囲気のスピーチ>
「部長、毎朝の『おはよう!』から、
異常なほど元気すぎて、
最初は驚いていた私たちですが(笑)、
今ではその元気な挨拶が当たり前になってしまいました。
新しい部署の皆さんも、
きっと最初は驚かれることでしょう。
でも、その明るい人柄で、
すぐに皆さんの心をつかんでしまうことでしょうね。
部長の『元気があれば何でもできる!』という言葉、
私たちは忘れません。
これからもその素敵な笑顔で、
周りの方々を明るく照らしてください。」
<パターン3 親しみやすい雰囲気のスピーチ>
「部長との思い出話をしようと思うと、
やっぱり外せないのが部長の『ダジャレ』ですよね(笑)。
毎週の部会で必ず一つは披露される、
あの渾身のダジャレ。
正直、
面白いのか面白くないのか判断に困るものばかりでしたが(会場笑)、
おかげで緊張した会議も和やかな雰囲気になりました。
新しい部署でも、
きっとその『独特な』ユーモアで、
皆さんを笑顔にされることでしょう。
部長、本当にありがとうございました。」
簡潔なメッセージ例文
<パターン1 要点を押さえた短めのスピーチ>
「部長、3年間本当にありがとうございました。
部長の『常に前を向いて』という言葉は、
私たちの大切な指針となっています。
新天地でのご活躍を、
心よりお祈りしております。」
<パターン2 印象的な一言を含むスピーチ>
「○○部長、このたびは異動となり、
寂しい限りです。
部長の『失敗を恐れるな』という言葉は、
今でも私の支えとなっています。
温かいご指導に心より感謝申し上げます。」
<パターン3 温かみのある短いスピーチ>
「部長、いつも温かく見守っていただき、
ありがとうございました。
部長から学んだ『チームワークの大切さ』は、
一生の財産です。
新天地でのご活躍を心よりお祈りしております。」
シーン別のメッセージ例文
メッセージカードに書く場合
<パターン1 丁寧な定型メッセージ>
「拝啓 このたびはご異動とのこと、
新天地でのご活躍を心よりお祈り申し上げます。
長きにわたり温かいご指導を賜り、
誠にありがとうございました。
部長から学ばせていただいた数々の教えを胸に、
これからも精進してまいります。
どうかお体にはお気をつけてお過ごしください。 敬具」
<パターン2 温かみのあるメッセージ>
「○○部長 このたびは異動のご報告をいただき、
一言お礼を申し上げたく、
カードを送らせていただきました。
3年間、本当にお世話になりました。
部長の『まずは笑顔から』という言葉は、
今でも私の仕事の基本となっています。
新しい環境でも、
その素敵な笑顔で周りの方々を照らしていってください。
心より感謝申し上げます。」
<パターン3 シンプルな感謝のメッセージ>
「○○部長 長きにわたり、
温かいご指導をいただき、
ありがとうございました。
部長の『人を想う心』を忘れず、
これからも精進してまいります。
新天地でのご活躍を心よりお祈りしております。」
メールで送る場合
<パターン1 ビジネスメール形式のメッセージ>
件名:異動のご報告について
○○部長
お世話になっております。
△△部の□□です。
このたびは異動のご報告をいただき、
一言お礼を申し上げたくメールを送らせていただきました。
3年間に渡り、
温かいご指導を賜り、
誠にありがとうございました。
特に、昨年度の新規プロジェクトでは、
的確なアドバイスをいただき、
無事にプロジェクトを完遂することができました。
部長から学ばせていただいた『お客様目線での提案の大切さ』は、
今後の私の仕事における重要な指針となります。
新天地でのご活躍を心よりお祈り申し上げます。
これまで本当にありがとうございました。
△△部 □□」
<パターン2 やや略式な形式のメッセージ>
件名:ご異動に際して
○○部長
いつもお世話になっております。
△△課の□□です。
このたびは異動のお知らせを聞き、
これまでの感謝の気持ちをお伝えしたくメールをお送りいたしました。
部長には、入社以来2年間、
公私ともに大変お世話になりました。
特に、仕事の進め方に悩んでいた時期には、
「基本に立ち返ることの大切さ」を教えていただき、
その後の仕事の取り組み方が大きく変わりました。
新しい部署でも、
きっと素晴らしいリーダーシップを発揮されることと思います。
これからもどうぞお体にはお気をつけてお過ごしください。
ありがとうございました。
△△課 □□」
<パターン3 簡潔なメールメッセージ>
件名:お礼のご挨拶
○○部長
お世話になっております。
△△課の□□です。
このたびは異動のご報告をいただき、
一言お礼を申し上げたく、
メールを送らせていただきました。
2年間、温かいご指導をいただき、
本当にありがとうございました。
部長の「チームワークを大切に」というお言葉は、
今でも私の心の支えとなっています。
新天地でのご活躍を心よりお祈りしております。
△△課 □□」
手紙で送る場合
<パターン1 格式のある手紙形式>
拝啓 陽春の候
ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
このたびはご異動のご報告を承り、
一言お礼を申し上げたく、
お手紙を差し上げる次第でございます。
3年の長きに渡り、
温かいご指導を賜り、
心より感謝申し上げます。
部長のもとで働かせていただいた日々は、
私にとってかけがえのない経験となりました。
今後とも部長から学ばせていただいた数々の教えを胸に、
精進してまいる所存です。
新天地におかれましても、
ますますのご活躍をお祈り申し上げます。
末筆ながら、
お体にはくれぐれもご自愛くださいませ。
敬具
令和○年○月○日
○○部長
△△様
□□部
×× ××」
<パターン2 丁寧だが親しみやすい手紙形式>
拝啓
新緑の季節を迎え、
爽やかな日々が続いておりますが、
いかがお過ごしでしょうか。
このたびは異動のご報告をいただき、
これまでの感謝の気持ちをお伝えしたく、
お手紙を書かせていただきました。
2年間という短い期間ではございましたが、
部長には本当に多くのことを学ばせていただきました。
特に、困難な案件に直面した際の冷静な判断力や、
部下への温かい眼差しは、
私の目指す上司像となっております。
今後は部長から学んだことを活かし、
さらなる成長を目指してまいります。
新しい環境でも、
きっと素晴らしいチームを作られることと確信しております。
どうかお体にはご留意くださいませ。
またお会いできる日を楽しみにしております。
敬具
令和○年○月○日
○○ ○○様
△△ △△」
<パターン3 やや略式の手紙形式>
拝啓
このたびは異動のご報告をいただき、
一言お礼を申し上げたくお手紙を書かせていただきました。
3年間、温かいご指導をいただき、
本当にありがとうございました。
部長の「何事も前向きに」というお言葉は、
今でも私の仕事の指針となっています。
新天地でのご活躍を心よりお祈りしております。
これからもどうぞお体にはお気をつけてお過ごしください。
敬具
令和○年○月○日
○○様
△△ △△」
寄せ書きに書く場合
<パターン1 個性を出した温かいメッセージ>
「部長、
いつも元気な『おはようございます!』で一日を始めてくださり、
ありがとうございました。
部長の明るい笑顔のおかげで、
部署の雰囲気がとても良くなりましたよね。
新天地でも、
その素敵な笑顔で皆さんを元気にしてあげてください!」
<パターン2 思い出を交えた短めのメッセージ>
「部長、先日の部署対抗バレーボール大会では、
思いがけない大活躍でしたね!
仕事でもプライベートでも全力投球の部長、
その姿勢を私も見習っていきたいと思います。
ありがとうございました!」
<パターン3 感謝を込めたコンパクトなメッセージ>
「○○部長、2年間ありがとうございました。
部長の『まずはやってみよう!』という言葉に、
何度も勇気をもらいました。
これからも頑張ります!」
関係性別のメッセージ例文
尊敬する上司へのメッセージ例文
<パターン1 深い敬意を込めたメッセージ>
「○○部長、長きにわたり温かいご指導を賜り、
誠にありがとうございました。
部長の『どんな時も誠実に』というお言葉は、
私の仕事の原点となっています。
また、困難な局面でも冷静に判断され、
チームをまとめ上げていく姿からは、
リーダーとしてのあるべき姿を学ばせていただきました。
これからも部長から学んだことを大切に、
精進してまいります。
新天地でのご活躍を心よりお祈り申し上げます。」
<パターン2 成長への感謝を伝えるメッセージ>
「部長、3年間本当にありがとうございました。
入社時は右も左も分からない未熟者でしたが、
部長の丁寧なご指導のおかげで、
少しずつ仕事を任せていただけるようになりました。
特に『常にお客様の立場で考える』という部長の教えは、
私の仕事における重要な指針となっています。
新しい環境でも、
きっと多くの方々の道標となられることと存じます。
本当にありがとうございました。」
<パターン3 謙虚に感謝を伝えるメッセージ>
「○○部長、このたびは異動のご報告を承り、
改めて感謝の気持ちをお伝えしたく存じます。
至らない点の多い私に、
常に温かいご指導を賜り、
心より御礼申し上げます。
部長の『基本を大切に』というお言葉を胸に、
これからも精進してまいります。
新天地でのご活躍を心よりお祈り申し上げます。」
親しい上司へのメッセージ例文
<パターン1 親しみと敬意を込めたメッセージ>
「部長、2年間本当にありがとうございました!
部長の『まずは笑顔から』という言葉通り、
いつも明るく接してくださったおかげで、
困ったときでも前向きに取り組むことができました。
プライベートの相談にも親身になって乗っていただき、
心強かったです。
新天地でも、
その素敵な人柄で、
きっと皆さんから慕われることでしょう。
これからもお元気でお過ごしください!」
<パターン2 思い出を交えた温かいメッセージ>
「○○部長、毎週金曜日の『今週もお疲れ様!』のお声がけ、
とても嬉しかったです。
部署のみんなの体調を気遣ってくださったり、
誕生日を覚えていてくださったり…。
部長の優しさに、
どれだけ励まされたことでしょう。
新しい部署でも、
その温かい心遣いで、
きっと素晴らしいチームを作られることと思います。
本当にありがとうございました!」
<パターン3 気さくで誠実なメッセージ>
「部長!長い間お世話になりました。
部長の『失敗を恐れるな』という言葉に背中を押されて、
たくさんのことにチャレンジできました。
時には厳しく、
でもいつも温かく見守ってくださり、
本当にありがとうございました。
新天地でも、
持ち前の明るさで、
周りの方々を元気にしてあげてくださいね!」
あまり関わりのない上司へのメッセージ例文
<パターン1 礼儀正しく簡潔なメッセージ>
「○○部長、このたびは異動のご報告を承り、
一言お礼を申し上げたく存じます。
直接ご一緒する機会は多くありませんでしたが、
全体会議での的確なご指摘からは、
多くのことを学ばせていただきました。
新天地でのご活躍を心よりお祈り申し上げます。」
<パターン2 印象に残った場面を交えたメッセージ>
「○○部長、昨年の年末研修会でのスピーチで、
『顧客満足度の向上には、
まず社員の満足度から』とおっしゃっていたお言葉が、
とても印象に残っております。
短いお付き合いではございましたが、
貴重な学びをありがとうございました。」
<パターン3 短めの丁寧なメッセージ>
「○○部長、異動のご報告を承りました。
これまで廊下でお会いした際には、
いつも温かい笑顔でお声がけいただき、
ありがとうございました。
新しい環境でのご活躍を心よりお祈り申し上げます。」
さらにメッセージを添えたい!一言追加例文集
お体に気をつけて
<パターン1 丁寧な気遣い>
「これからも、
どうかお体にはくれぐれもご自愛ください。
ますますのご健勝とご活躍をお祈り申し上げます。」
<パターン2 やや略式な気遣い>
「新しい環境でも、
くれぐれもお体にはお気をつけください。
これからも元気なお姿を拝見できることを楽しみにしております。」
<パターン3 親しみのある気遣い>
「部長、たまには趣味の読書の時間もしっかり取って、
リフレッシュしてくださいね。
お体に気をつけて、
頑張ってください!」
ご活躍をお祈りしています
<パターン1 格式高い表現>
「新天地におかれましても、
ますますのご活躍をお祈り申し上げます。
今後とも変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう、
よろしくお願い申し上げます。」
<パターン2 丁寧な表現>
「これからも部長の素晴らしいリーダーシップで、
新しい環境でも大いにご活躍されることと存じます。
心よりお祈り申し上げます。」
<パターン3 親しみのある表現>
「新しい部署でも、
部長の持ち前の明るさで、
きっと素晴らしいチームを作られることでしょう。
ご活躍を楽しみにしています!」
新天地でのご成功をお祈りしています
<パターン1 丁寧な祈念>
「新天地でも、
きっと周りの方々から厚い信頼を得られることと存じます。
心よりご成功をお祈り申し上げます。」
<パターン2 期待を込めた表現>
「新しい環境でも、
部長の温かいリーダーシップで、
必ずや素晴らしい成果を上げられることと思います。
ご成功を心よりお祈りしております。」
<パターン3 応援メッセージ>
「部長なら、
新しい環境でもきっと素晴らしい結果を残されると信じています。
ぜひ頑張ってください!
応援しています!」
またお会いできる日を楽しみにしています
<パターン1 格式のある表現>
「またお目にかかれる機会を心待ちにしております。
その折には、
変わらぬお姿で接していただけましたら幸いです。」
<パターン2 丁寧な表現>
「いつかまたお会いできる日を、
心より楽しみにしております。
その際には、
ぜひ新天地でのお話をお聞かせください。」
<パターン3 親しみのある表現>
「部長、また機会がありましたら、
ぜひお話しさせてください!
その時は、
新しい部署での楽しいお話を聞かせてくださいね。」
英語でメッセージを送りたい場合の例文
感謝の気持ちを伝えるメッセージ例文(英語)
<パターン1 フォーマルな感謝のメッセージ>
Dear Mr./Ms. [Last Name],
I would like to express my sincere gratitude for your guidance and support over the past [X] years.
Your leadership has been truly inspiring, and I have learned so much from your professional approach and dedication to our team. Your motto, “Always put the customer first,” has become a fundamental principle in my work ethic.
I will forever cherish the valuable lessons you have taught me. I wish you all the best in your new position. Best regards,
[Your Name]
<パターン2 セミフォーマルな感謝のメッセージ>
Dear [First Name],
Thank you for all your support and encouragement during these past [X] years.
Your positive attitude and “can-do” spirit have always motivated our team to push beyond our limits.
I particularly appreciate how you helped me develop my presentation skills.
Your advice to “focus on the key message” has been invaluable.
Wishing you great success in your new role! Best wishes,
[Your Name]
<パターン3:カジュアルな感謝のメッセージ>
Hi [First Name],
I just wanted to say thank you for being such an amazing boss!
Your morning greetings always brightened up our day,
and your "let's try it" approach helped me gain so much confidence.
You've been more than a boss - you've been a great mentor and friend.
All the best in your new position!
Cheers,
[Your Name]
活躍を祈るメッセージ例文(英語)
<パターン1 フォーマルな応援メッセージ>
Dear Mr./Ms. [Last Name],
Congratulations on your new position.
I am confident that your exceptional leadership skills and professional expertise will bring great success to your new team.
Your dedication to excellence and ability to bring out the best in others will undoubtedly be appreciated in your new environment.
I wish you continued success in all your future endeavors. Sincerely,
[Your Name]
<パターン2 セミフォーマルな応援メッセージ>
Dear [First Name],
Congratulations on your new role!
I’m certain that your positive energy and innovative thinking will make a significant impact in your new department.
Your leadership style of “empowering team members” will surely be valued by your new colleagues. Looking forward to hearing about your future successes! Best regards,
[Your Name]
<パターン3:カジュアルな応援メッセージ>
Hi [First Name],
Congrats on the new position!
I know you'll do amazing things with your new team - they're so lucky to have you!
Your energy and enthusiasm are contagious,
and I'm sure you'll create the same positive atmosphere there as you did here.
Keep in touch!
Best,
[Your Name]
✅まとめ
上司の異動に際してメッセージを送る場合、以下のポイントを押さえることが大切です。
・感謝の気持ちを具体的に伝える
・相手との関係性に応じた適切な言葉遣いを選ぶ
・新天地での活躍を祈る気持ちを込める
・具体的なエピソードを1つは入れる
・学んだことや印象に残っている言葉を織り交ぜる
・締めくくりの言葉は前向きな表現を使う
・過度に個人的な感情を述べる
・「寂しい」「残念」などネガティブな表現
・「お疲れ様でした」など退職を連想させる言葉
・メッセージカード:簡潔に要点をまとめる
・メール:ビジネスメールの形式を守る
・手紙:より丁寧な言い回しを心がける
・寄せ書き:個性を出しつつ、簡潔に書く
🌸上司の異動は、
感謝の気持ちを伝える大切な機会です。
この記事で紹介した例文を参考に、あなたならではの言葉で、心のこもったメッセージを送ってみてください。
きっと上司との素敵な別れの思い出となることでしょう✨