🌸春の訪れとともに迎える新たな門出
春の訪れとともに、新しい門出を迎える入学式。
新入生を温かく迎えるスピーチは、どんな言葉を選んだらいいのかな?
そんな風に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、教員の先生や生徒会役員の皆さんに向けて、
心に残る歓迎スピーチの作り方をご紹介していきますね。
ベテランの方も、
きっと参考になるはずです!
📣新入生を温かく迎える!
中学校入学式での歓迎スピーチのポイント
新入生を迎える入学式。
きっと新入生も緊張していますよね。
そんな新入生の心をほっこりと温めるような、
そして学校生活への期待が膨らむような
歓迎スピーチの作り方を、具体的にお伝えしていきましょう。
・難しい言葉は避けて、わかりやすく
・自分の体験談や思い出を交えて話す
・新入生に「この学校楽しそう!」と思ってもらえるように
🧩歓迎スピーチの基本構成
素敵な歓迎スピーチを作るのって、
実はそんなに難しくないんです!
大切なのは、お話に自然な流れを作ることです。
まずは、新入生のみなさんへの温かい歓迎の言葉から始めてみましょう。
例えば、
「今日は桜の花びらが舞う素敵な春の日に、
皆さんをお迎えできて、とてもうれしく思います」
なんて言葉から入ると、
会場の雰囲気がぐっと和らぎますよ。
・歓迎の言葉と季節の表現(春の喜びを伝える)
・学校の魅力紹介(先輩たちの活躍や学校の特徴)
・締めくくりの言葉(これからの期待を込めて)
最後には、
「皆さんと一緒に過ごせる日々を、
私たちもとても楽しみにしています」
といった、これからの学校生活への期待を込めた言葉で締めくくると、
より心に残るスピーチになりますよ。
🗣新入生に響く言葉選びのポイント
中学生になったばかりの新入生。
期待でわくわくしている反面、
新しい環境への不安も抱えているはずです。
だからこそ、堅苦しい言葉は避けて、親しみやすい表現を選んでいきましょう。
「私も去年は皆さんと同じ気持ちでした」
「一緒に楽しい思い出を作っていきましょうね」
このように、新入生に寄り添った言葉を選ぶことで、
より心に響くスピーチになりますよ。
⏰適切なスピーチの長さとは?
「スピーチって、どのくらいの長さがちょうどいいの?」
という質問をよくいただきます。
聞き手の集中力を考えると、短すぎず長すぎない、
ちょうどいい長さがあるんです。
・校長先生のお話 7~10分くらい
・先生代表のお話 5~7分くらい
・生徒会長のお話 3~5分くらい
でも、単に時間を気にするだけじゃなくて、
その時間の中で何を伝えたいのかが大切ですね。
例えば5分のスピーチなら、
- 最初の1分 温かい歓迎の言葉
- 真ん中の3分 学校生活の魅力
- 最後の1分 皆さんへの期待
というような配分で組み立てていくと良いですよ。
💡緊張を和らげる話し方のコツ
「人前で話すのって、すっごく緊張するよ~」って思いますよね。
スピーチ前の緊張は誰もが経験することなので、
心配いりません!
・お話の前に、大きな深呼吸をする
・会場の後ろの壁を見ながら話してみる
具体的な練習方法としては、
- 鏡の前で練習する
- 家族の前で話してみる
何度か練習を重ねることで、自然と緊張もほぐれていきますよ。
📚中学校教員向け 歓迎スピーチ例文集
先生方のスピーチは、
新入生にとって中学校生活の第一歩となる大切なメッセージです。
緊張している新入生にとって、
先生からの言葉は安心感と期待感を与える大きな力になります。
ここからは、役割別のスピーチ例文をご紹介していきますね。
・担任の先生からの歓迎スピーチ
・学年主任の先生からの励ましの言葉
・教頭先生・校長先生からのご挨拶
それぞれの立場に合わせた言葉選びや構成で、
新入生の心に届くスピーチを目指しましょう!
学校長挨拶 例文
「満開の桜の下、
〇〇〇名の新入生の皆さんを
お迎えできる今日という日を、
私たち教職員一同、
心待ちにしていました。
新入生の皆さん、
ご入学本当におめでとう。
保護者の皆様も、
さぞかしお喜びのことと思います。
私たちの〇〇中学校は、
**「夢・挑戦・絆」**という素敵な校訓のもと、
たくさんの卒業生を送り出してきました。
これからの3年間、
皆さんにもきっと、
かけがえのない思い出がたくさんできると思います。
新しい環境で不安な気持ちもあるかもしれませんね。
でも大丈夫です。
優しい先生方と頼れる先輩たちが、
いつでも皆さんの味方です。
皆さんには、
こんなことを大切にしてほしいなと思います。
- 自分の「好き」や「やってみたい」を大切にすること
- お友達と助け合いながら、一緩に成長していくこと
これから始まる楽しい中学校生活。
皆さんの新しい一歩を、
心から応援しています。」
教員代表挨拶 例文
「新入生の皆さん、
中学校へようこそ!
私たち教職員一同、
皆さんとお会いできる日を、
とても楽しみにしていました。
中学校って、
小学校とはちょっと違う
新しい発見がいっぱいの場所なんです。
最初は戸惑うこともあるかもしれませんが、
そんな時は遠慮なく
先生たちを頼ってくださいね。
私たちは、
いつでも皆さんの味方です。
本校では、
一人ひとりの個性を大切にしながら、
こんな取り組みを行っています。
- 少人数でのきめ細かな学習サポート
- 28もの楽しい部活動
放課後には、
校庭や体育館から元気な声が響き、
図書室では静かに読書を楽しむ生徒さんの姿も。
それぞれが自分の好きな場所で、
充実した時間を過ごしています。
これから始まる3年間、
きっと素敵な思い出がたくさんできると思います。
皆さんの新しい一歩を、
私たちも一緒に歩んでいきたいと思います。」
🎤生徒会役員向け 歓迎スピーチ例文集
先輩から新入生へ贈る温かなメッセージ。
生徒会役員として話すスピーチは、
新入生にとって「この学校に入ってよかった」と感じるきっかけになるかもしれません。
ここからは、生徒会の皆さんのスピーチ例文をご紹介していきますね。
・学校生活の楽しさや魅力
・新入生への励ましや歓迎の気持ち
・一緒に過ごすことへの期待
新入生にとっての「はじめての先輩の言葉」を意識して、
やさしく、前向きなメッセージを届けていきましょう。
生徒会長挨拶 例文
▼パターン1:生徒会活動を中心とした挨拶
「新入生の皆さん、
ご入学おめでとうございます!
生徒会長の〇〇です。
実は私も去年の今頃、
皆さんと同じように、
このホールの椅子に座って、
ドキドキしながら入学式に参加していました。
新しい学校って、
期待半分、
不安半分ですよね。
でも大丈夫!
私たち先輩が、
精一杯サポートさせていただきます。
生徒会では、
こんな活動を行っているんです。
楽しい学校行事の企画
新入生サポートウィーク
特に入学後の1か月間は
「新入生サポートウィーク」として、
教室の場所や部活動の見学など、
分からないことは何でも気軽に聞いてくださいね。
これからの学校生活、
一緒に楽しい思い出を作っていきましょう!」
▼パターン2:学校の伝統を中心とした挨拶
「新入生の皆さん、
本日はご入学おめでとうございます。
生徒会長の〇〇です。
本校は創立○○周年を迎え、
**「自主・創造・協働」**という校訓のもと、
多くの先輩方が素晴らしい伝統を築いてこられました。
その伝統は、
体育祭での応援合戦、
文化祭での学年を超えた協力、
そして日々の学校生活の中で、
私たちに受け継がれています。
生徒会では、
この伝統を大切にしながら、
新しい時代に向けた活動も積極的に行っています。
たとえば:
SDGsへの取り組みとして、
ペットボトルキャップの回収活動
地域の方々との交流イベントの企画
そして何より、
皆さん一人一人が主役となって、
新たな伝統を創り上げていってほしいと思います。
私たち生徒会は、
皆さんの意見や提案を大切にしながら、
より良い学校づくりを目指していきます。
共に歩む学校生活、
きっと素晴らしいものになると信じています。」
▼パターン3:絆づくりを中心とした挨拶
「新入生の皆さん、
ご入学おめでとうございます。
生徒会長の〇〇が、
心を込めてご挨拶させていただきます。
私たちの学校には、
**「絆」**という大切な宝物があります。
それは、学年を超えた深い友情であり、
先生方との信頼関係であり、
そして地域の方々との温かいつながりです。
入学したばかりの皆さんにとって、
この新しい環境での生活は、
期待と不安が入り混じっているかもしれません。
そんな気持ち、
私もよく覚えています。
でも、
本校には素晴らしい特徴があるんです:
先輩と後輩が一緒に活動する「なかよし委員会」
クラスの枠を超えた「異学年交流会」
こうした活動を通じて、
私自身も多くの仲間と出会い、
かけがえのない思い出を作ることができました。
これから皆さんと共に過ごす日々が、
きっと素晴らしいものになると信じています。
困ったことがあれば、
いつでも生徒会室のドアをノックしてくださいね。
私たちは常に皆さんの味方です。
さあ、
一緒に素敵な学校生活を作っていきましょう!」
在校生代表挨拶 例文
▼パターン1:学校行事を中心とした挨拶
「新入生の皆さん、
ご入学おめでとうございます!
今日は在校生を代表して、
お話しさせていただきます。
〇〇中学校での毎日は、
新しい発見の連続なんです。
体育祭では、
クラスのみんなで心を一つにして競技に挑戦したり、
文化祭では、
それぞれの個性が輝く素敵な出し物を披露したり。
私が中学校生活で学んだこと、
それは「やってみよう!」という気持ちの大切さです。
入学したての頃は不安でいっぱいでしたが、
様々なことにチャレンジするうちに、
たくさんの友達ができて、
毎日がどんどん楽しくなっていきました。
皆さんも、
これから始まる中学校生活で、
たくさんの「やってみよう!」に出会えると思います。
私たち在校生も、
皆さんと一緒に成長していけることを楽しみにしています。」
▼パターン2:部活動を中心とした挨拶
「新入生の皆さん、
ご入学おめでとうございます。
在校生を代表してご挨拶させていただきます。
私たちの学校には、
個性豊かな部活動がたくさんあります。
運動部では、
仲間と一緒に汗を流しながら
目標に向かって頑張っています。
文化部では、
それぞれの得意分野を活かして
素晴らしい作品や演奏を生み出しています。
私自身、
入学当初は緊張と不安でいっぱいでしたが、
部活動を通じて先輩方や同級生と出会い、
たくさんの刺激をもらいながら
成長することができました。
今では中学校生活の一番の思い出になっています。
皆さんにも、
きっと素敵な仲間との出会いが
待っていると思います。
私たち在校生一同、
皆さんと共に活動できる日を心待ちにしています。
中学校生活を存分に楽しみましょう!」
▼パターン3:学習面と学校生活を中心とした挨拶
「新入生の皆さん、
ご入学おめでとうございます。
在校生を代表してご挨拶申し上げます。
本校での生活は、
学びと発見に満ちあふれています。
授業では、
先生方の丁寧な指導のもと、
一人ひとりが自分のペースで成長していけます。
分からないことがあれば、
先生や先輩たちがいつでもサポートしてくれる、
そんな温かい雰囲気の学校です。
私も入学時は、
授業についていけるか不安でした。
でも、
クラスの仲間と一緒に勉強したり、
放課後に先生に質問したり、
少しずつ自分なりの学習スタイルを
見つけることができました。
そして今では、
新しいことを学ぶ楽しさを実感しています。
皆さんの中にも、
学習面での不安を抱えている人がいるかもしれません。
でも心配いりません。
先生方も、
私たち先輩も、
皆さんの味方です。
一緒に充実した学校生活を送っていきましょう。」
🎒スピーチに役立つ!中学校生活の紹介アイデア
新入生に学校の魅力を伝えるって、どうしたらいいのかな?
そんな疑問を持ったら、
自分自身の体験や、学校の楽しい雰囲気を紹介するのが一番です!
ここでは、部活動や学校行事の紹介のコツをお伝えしていきますね。
・難しい説明よりも、自分の感じた「楽しい!」を伝える
・「最初は不安だったけど、今はこんなに楽しんでます」といった流れにすると共感されやすい
・人気の部活や面白い学校行事をピックアップすると◎
実際のエピソードや失敗談も交えると、ぐっと親しみやすくなりますよ!
🏀部活動紹介のポイント
部活動って、中学校生活の大きな楽しみの一つですよね。
新入生の期待を高められるような
紹介の仕方をご紹介します。
効果的な紹介方法として、
こんな要素を入れてみましょう。
- どんな活動をしているのか具体的に
- 先輩たちの活躍や楽しそうな様子
例えば、
「吹奏楽部では、
定期演奏会で素敵な音楽を届けたり、
地域のお祭りで演奏したり。毎日の練習は大変だけど、
みんなで音を合わせる瞬間が本当に楽しいんです!」
といった感じで、
活動の様子が目に浮かぶように紹介すると良いですよ。
🏫学校行事紹介のポイント
学校行事は、クラスの絆が深まる素敵な機会です。
新入生に向けて、
その楽しさを分かりやすく伝えていきましょう。
主な学校行事をこんな風に紹介すると、
より印象に残りやすいですよ:
- 体育祭:
「クラス対抗リレーでは、
応援席から力いっぱいの声援が飛び交います」 - 文化祭:
「クラスみんなでアイデアを出し合って、
素敵な出し物を作り上げていきます」
具体的なエピソードを交えると、
より魅力が伝わりますね。
例えば、
「去年の文化祭では、
〇〇クラスが手作りのカフェを開いて大人気!お客さんの『おいしい!』という笑顔が、
私たちの宝物になりました」
❓歓迎スピーチに関するよくある質問
Q. 挨拶で話す内容が思いつきません。
「何を話したらいいんだろう…」
って悩んでいませんか?
大丈夫です、
こんな風に考えていくと、自然とお話がまとまっていきますよ。
まずは、
こんなことを思い出してみましょう。
- 自分が入学式の時、どんな気持ちだったかな?
- この学校の好きなところは何かな?
- 新入生に一番伝えたいことは何かな?
例えば、
「私も去年の入学式では、
今の皆さんと同じようにドキドキしていました。でも、
優しい先輩や先生方に支えられて、
今では毎日が楽しくて仕方ありません」
といった感じで、
自分の経験を交えながら話してみるのはどうでしょう?
Q. 緊張してうまく話せるか不安です。
人前で話すのって、
誰でも緊張するものです。
でも、
ちょっとした工夫で、その緊張を和らげることができますよ。
おすすめの準備方法をご紹介します。
- お家の人の前で練習してみる
- スマートフォンで自分の声を録音して聞いてみる
- 実際の会場で立ち位置を確認してみる
特に大切なのは、原稿の音読練習です。
例えば、
- 「ここで一息入れよう」
- 「ここはゆっくり話そう」
といった、自分なりのメモを原稿に書き込んでおくと、
本番でも落ち着いて話せますよ。
Q. 原稿を見ずに話すにはどうすれば良いですか?
原稿を見ずに自然に話せたら素敵ですよね。
実は、ちょっとしたコツで、それも叶えることができるんです。
おすすめの方法はこんな感じです。
- 伝えたいポイントをメモ書きしておく
- 文章を小さなかたまりに分けて覚える
- お客さんの様子を見ながら話す練習をする
例えば、
A4用紙に大きな文字でキーワードだけをメモしておいて、
それを時々確認しながら話すと、
より自然な話し方になりますよ。
でも、すべてを暗記しようとする必要はありません。
要所要所で原稿を確認しながら、
会場の皆さんと
お話するような気持ちで話してみてくださいね。