1歳児の成長が見える!8月の個人記録例文!

8月の個人記録、
「何を書けばいいの?」
って悩んでいませんか。

暑い夏で室内遊びが中心になって、
いつもと変わり映えしない
記録になっちゃう…

そんな保育士さんの気持ち、
すごくよくわかります。

でも実は、
この時期だからこそ
子どもたちが見せる成長って、
とても素敵なんです!

水遊びで見せる嬉しそうな表情、
冷たいものを「つめたい♪」
って言いながら食べる姿、
暑さに負けずに遊ぶ元気な様子。

8月ならではの
子どもたちの輝く瞬間
を、
自信を持って
記録に残していきましょう。

この記事では、
すぐに使える例文から
書き方のコツまで、
保育士さんの「困った!」
を解決する情報をお届けします。

フォーマル、セミフォーマル、カジュアル
3パターンの例文もご用意していますので、
園の雰囲気に合わせて選んでくださいね。

目次

8月の1歳児の個人記録、もう悩まない!成長を的確に伝える書き方の基本

まずは、
8月の個人記録を書く時に知っておきたい
基本的なポイントをお話しします。

この時期特有の子どもたちの姿を
上手にキャッチして、
保護者の方と一緒に
成長を喜び合えるような
記録にしていきましょう。

なぜ8月の個人記録は難しい?保育士が抱える共通の悩み

「8月の記録って、
なんだか書きにくい…」

そう感じる保育士さん、
実はとても多いんです。

一番の理由は、
やっぱり暑さですよね。

戸外活動の時間が短くなって、
いつもの散歩コースも
「暑すぎて無理…」なんて日が続きます。

室内遊びが中心になると、
いつもと同じような遊びばかりで、
「新しい成長が見つからない」
って思っちゃうんですよね。

⚠️ 8月あるある「困った!」

・夏休みで生活リズムが乱れがちな子がいる
・暑さで食欲が落ちる子もいて心配
・水遊びでの微細な変化をどう表現すればいい?
・午睡の時間も暑さで寝付きが悪い日がある

でも、
ちょっと視点を変えてみてください。

暑さという環境の変化に、
子どもたちはちゃんと
適応しようとしています

これって、
すごい成長の証拠なんです!

たとえば、
いつもより水分を多く取るようになったり、
「あつい」という言葉を覚えたり。

小さな変化だけど、
これらはすべて子どもたちの
成長の軌跡なんですよ。

個人記録で最も大切なこと 子どもの「育ち」を保護者と共有する視点

個人記録を書く時に、
私がいつも心がけていることがあります。

それは、
子どもの「今」を
保護者の方と一緒に喜ぶ
という気持ちです。

「○○ができるようになりました」
だけじゃなくて、
「こんな風に頑張っている姿が素敵なんです」
って伝えたいんです。

過程を大切にする記録にすることで、
保護者の方も子どもの成長を
より深く理解してくださるんですよね。

 記録のコツ

Before:「スプーンで上手に食べられるようになりました」

After:「『じぶんで』と言いながらスプーンを握る姿が印象的です。まだこぼしてしまうこともありますが、自分で食べたい気持ちがとても強く、毎日少しずつ上達しています」

8月は水遊びや涼しい室内での集中遊びなど、
この季節ならではの体験がたくさんあります。

季節の変化を感じ取る子どもたちの感性
も、
大切な成長の一つとして
記録に残していきましょう。

【そのまま使える】1歳児の8月の個人記録 場面別・発達別の例文集

お待たせしました!

ここからは、
実際に使える例文を
たっぷりご紹介していきます。

フォーマル・セミフォーマル・カジュアル

3パターンをご用意しているので、
園の雰囲気に合わせて選んでくださいね。

生活場面での例文(食事・午睡・着脱)

まずは、
日常の生活場面での成長を
表現する例文です。

8月の暑さが食事や睡眠に与える影響も
考慮した内容になっています。

🌻 フォーマルな例文(食事場面)

暑い日が続く中、冷たい食べ物への興味を示すようになりました。
冷やしうどんが提供された際には、「つめたい」と言いながら嬉しそうに召し上がっていました。
スプーンを使って食事をする意欲も見られ、最初は上手にすくえませんが、保育者が手本を示すと真似をして何度も挑戦しています。

食べこぼしは多いものの、「じぶんで」と言いながら取り組む姿勢が印象的で、自立への意欲が感じられます。
水分補給においても、自分からコップを取りに行く様子が見られ、のどの渇きを感じ取る力が育っています。

🌸 セミフォーマルな例文(食事場面)

暑い夏でも食事への興味はばっちりです😊
冷たいうどんが出た日には、「つめたい!」って言いながらとても嬉しそうに食べていました。

スプーンにもチャレンジ中で、まだこぼしちゃうこともありますが、「じぶんで」って言いながら一生懸命頑張っています。
保育者が「こうやってね」って見せると、真似っこして何度も練習している姿がとても微笑ましいです。

のどが渇くと自分からお茶を飲みに行くようにもなって、自分の体の声を聞く力も育ってきています。

🍀 カジュアルな例文(食事場面)

暑くても食欲旺盛だよ〜!
冷たいうどん大好きで、「つめたい♪」って言いながらパクパク食べてる💚

スプーンの練習も頑張ってるよ!
まだちょっとこぼしちゃうけど、「じぶんで〜」って言いながら挑戦してる姿が超可愛い✨
先生の真似っこもとっても上手になったの。

のどが渇いたら自分でお茶を取りに行くようになって、体のことがわかるようになってきたんだね〜😊

遊びの中での例文(水遊び・室内遊び・戸外活動)

8月といえば水遊び!

でも、
それだけじゃなくて室内での集中遊びや、
短時間でも楽しむ
戸外活動での成長も見逃せません。

🌻 フォーマルな例文(水遊び場面)

水遊びでは段階的な成長が見られます。
当初は水を怖がる様子がありましたが、小さなカップで水をすくって流す遊びから始めることで、徐々に水に親しむようになりました。

現在では「つめたい」「きもちいい」といった感覚を言葉で表現するようになり、水の冷たさや流れる感触を楽しんでいる様子が伺えます。
噴水のように上から落ちてくる水を発見すると、積極的に手を伸ばして触ろうとし、水しぶきがかかると嬉しそうに笑う姿が見られます。

水への恐怖心が薄れ、主体的に水遊びに参加するようになったことは、大きな成長の証です。

🌸 セミフォーマルな例文(水遊び場面)

水遊び、最初はちょっと怖がっていたんですが、今ではすっかり水遊び大好きっ子です😊

小さなカップで水をすくって「じゃ〜」って流すところから始めて、今では「つめたい!」「きもちいい〜」って言いながら楽しんでいます。
上から落ちてくる水を見つけると、「あ!」って指差して、手をパタパタさせながら触ろうとする姿がとても可愛いです。

水しぶきがかかっても平気になって、むしろ嬉しそうに笑ってくれるようになりました。
水への興味がどんどん広がっていて、これからの成長が楽しみです✨

🍀 カジュアルな例文(水遊び場面)

水遊び大好きになっちゃった〜💚
最初は「こわいよ〜」って感じだったけど、今では水を見ると目がキラキラ✨

「つめたい♪」「きもちいい〜」って言いながら、チャプチャプ遊んでるよ!
上から水がザーって落ちてくると、「わ〜!」って言いながら手を伸ばして、水しぶきがかかっても「きゃ〜」って笑ってる😊

水が大好きになって、毎日水遊びを楽しみにしてくれてるの。
夏の思い出いっぱい作ろうね〜🌻

人との関わりについての例文(保育者・友達)

1歳児の人との関わりは、
まだまだ発展途上。

でも、
だからこそ見える成長が
とても愛おしいんです。

🌻 フォーマルな例文(保育者との関わり)

保育者との信頼関係が深まり、困った際には自然に援助を求めるようになりました。
おもちゃが手の届かない場所にある時には、「たすけて」と言いながら保育者の手を引き、一緒に問題を解決しようとします。

また、嬉しい発見や成功体験があると、真っ先に保育者のもとに駆け寄り、「みて」と言いながら自分の喜びを共有しようとする姿が頻繁に見られます。
このような感情の共有ができるようになったことは、社会性の発達において重要な成長の証です。

保育者の言葉かけにも反応を示すようになり、簡単な指示を理解して行動に移すことができています。

🌸 セミフォーマルな例文(保育者との関わり)

保育者との関係がとても良好で、困った時にはちゃんと「たすけて〜」って言えるようになりました😊
おもちゃが取れない時なんかは、保育者の手をギュッと握って「あっち」って教えてくれます。

何か嬉しいことがあると、「せんせい、みて〜!」って駆け寄ってきてくれるのがとても可愛いです。
一緒に喜んでもらえることが嬉しいみたいで、気持ちを分かち合うことができるようになってきました。

「○○してね」っていう簡単なお話も理解できるようになって、コミュニケーション力がどんどん育っています✨

🍀 カジュアルな例文(保育者との関わり)

先生のこと大好きで、困った時は「たすけて〜」って上手に言えるよ💚
おもちゃが取れない時は、先生の手をぎゅ〜って握って「あっち!」って教えてくれるの。

何か楽しいことがあると、「せんせい〜!みて〜!」って走ってきて、一緒に喜んでもらいたがるのが超可愛い😊
嬉しい気持ちをシェアできるようになったんだね〜✨

簡単なお話もわかるようになって、「○○しようか」って言うと「うん!」って元気にお返事してくれるよ🌻

【発達の視点】5領域に沿った例文と解説

保育所保育指針の5領域
(健康・人間関係・環境・言葉・表現)
の視点から見た成長も大切ですよね。

専門的な内容も含めて、
バランスよく記録できる例文をご紹介します。

領域 8月の成長例文
健康 暑い夏を健康に過ごすための生活習慣が身に付いています。水分補給の大切さを理解し、のどが渇くと自分からお茶を飲みに行く姿が見られます。
人間関係 友達が泣いていると心配そうに近づき、自分のお気に入りのおもちゃを差し出そうとする優しさが見られます。
環境 蝉の鳴き声を聞いて空を見上げたり、風鈴の音に反応して音の方向を探したりと、夏の自然に興味を示しています。
言葉 「つめたい」「あつい」「きもちいい」など、感覚を表す言葉が増え、体験したことを言葉で表現しようとしています。
表現 水遊びで嬉しい時には手をパチパチと叩いたり、体を揺らしたりして、全身で喜びを表現しています。
 

もっと伝わる!個人記録の質を上げる3つの書き方テクニック

ここからは、
記録をもっと魅力的にする
テクニックをお教えします!

これを知っているだけで、
保護者の方にぐっと伝わる
記録
になりますよ。

テクニック1 子どもの姿が目に浮かぶ「具体的なエピソード」の入れ方

抽象的な表現だと、
どうしても「ふ〜ん」で
終わっちゃいますよね。

でも、
具体的なエピソードがあると、
保護者の方も
「うちの子がそんなことを!」
って目を輝かせてくださるんです。

🌿 具体的エピソードの書き方

NG例:「積極的に遊んでいます」

OK例:「朝の自由遊びの時間、○○ちゃんは保育室に入ると真っ直ぐ積み木コーナーに向かいました。『きょうはたかくつくる』と宣言し、慎重に一つずつ積み木を重ねていきます。5個積み上げたところで崩れてしまいましたが、『だいじょうぶ』と自分に言い聞かせるように呟き、再び挑戦を始めました」

ポイントは、
その子らしい言葉や行動を入れること。

「だいじょうぶ」
って自分に言い聞かせる姿なんて、
もう愛しすぎませんか。

時間の流れも大切です。

「朝一番に」
「給食の後で」
「お迎えの時間に」など、
具体的な時間を入れることで、
より臨場感のある記録になります。

テクニック2 「〜できない」を成長の過程に変えるポジティブな言葉選び

これ、
すっごく大事なポイントです!

同じ事実でも、
言葉の選び方で
印象が全然違う
んですよね。

✨ 言葉の変換テクニック

「まだスプーンで上手に食べられません」

「スプーンに興味を示し、自分で持とうとする意欲が見られます。まだこぼしてしまうこともありますが、『自分で食べたい』という気持ちが強く、これからの成長が楽しみです」

「友達とのおもちゃの取り合いでトラブルになります」

「友達への関心が高まり、同じおもちゃで遊びたい気持ちが芽生えています。『かして』『どうぞ』のやり取りを少しずつ覚えている最中です」

「挑戦している過程」
を大切にすることで、
保護者の方も子どもの頑張りに
注目してくださるようになります。

「できない」ではなく「育っている」
という視点が大切なんです。

テクニック3 次の成長へつなげる「ねらい」と「配慮」の書き方

記録は「報告」だけじゃなくて、
「これからどう育てていくか」
という未来への道筋も示したいですよね。

そのために大切なのが、
ねらいと配慮を自然に盛り込むことです。

🌱 ねらいと配慮の書き方例

現在の姿:水遊びで少しずつ水に慣れてきています

ねらい:水の感触を十分に楽しみ、季節の遊びを満喫する

配慮:「今度は手でパシャパシャしてみようか」など、次のステップを優しく提案しながら、水遊びの楽しさを広げていきたいと思います

「今後も見守っていきます」
だけじゃなくて、
具体的にどんな関わりをしていくか
書くことで、
保護者の方も安心してくださいます。

園での取り組みが見えることで、
家庭でも同じような視点で
子どもを見守ってもらえるんですよね。

忙しい保育士さん必見!個人記録を効率化する2つのコツ

「記録の質を上げたいけど、
時間がない…」

そんな保育士さんのために、
効率的に記録を書くコツをお教えします!

ちょっとした工夫で、
時間短縮と質の向上
が両立できますよ。

コツ1 スキマ時間でできる!成長を見逃さない日々のメモ術

記録を書く時に
「あれ、何があったっけ?」
って思い出せなくて
困ったことありませんか?

そんな時に役立つのが、
日々のちょこっとメモです。

📝 効率的なメモのとり方

スマホのメモ機能を活用
・8/15 ○○ちゃん「つめたい!」と嬉しそうに水遊び
・8/16 スプーンで3口連続成功、「じぶんで」と得意げ
・8/17 友達のまねっこしてブロック遊び、集中30分

付箋を使った現場メモ
・印象的な言葉や行動をサッと書く
・午睡の時間や給食時間にペタッと貼る
・帰りの時間にまとめて整理

メモをとる時のポイントは、
完璧を求めないこと

「○○ちゃん、
水遊び楽しそう、
つめたいって言ってた」
くらいのメモでも、
後で記録を書く時にすごく役立ちます。

私のおすすめは、
子どもの印象的な言葉を
そのまま記録
すること。

1歳児特有の可愛い話し方って、
後で思い出そうとしても
忘れちゃうことが多いんですよね。

リアルタイムでメモしておくと、
記録にその子らしさが出ます。

コツ2 自分だけのテンプレートを作って時間短縮

毎回ゼロから記録を書くのって、
本当に大変ですよね。

そこで活用したいのが、
自分専用のテンプレートです。

🌿 テンプレート例

【生活面】
・食事:(スプーンの様子、好きな食べ物、食欲など)
・午睡:(寝つき、睡眠時間、起きた時の様子など)
・着脱:(チャレンジする姿、できるようになったことなど)

【遊び面】
・興味のある遊び:(集中時間、新しい発見など)
・友達との関わり:(まねっこ、一緒に遊ぶ様子など)
・保育者との関わり:(甘える様子、助けを求める場面など)

【成長の芽】
・新しく出てきた言葉や行動
・チャレンジしている姿
・これからの楽しみ

テンプレートがあると、
「何を書こう?」
って悩む時間が大幅に短縮されます。

でも、
型にはまりすぎないことも大切。

その子らしいエピソード
があったら、
テンプレートを飛び出して
どんどん書いちゃいましょう。

また、
よく使う表現をストック
しておくのもおすすめです。

「興味を示し」
「意欲的に取り組み」
「嬉しそうに」
「一生懸命に」など、
使いまわしできる表現を集めておくと、
文章作りがスムーズになります。

まとめ 8月ならではの子どもの輝く瞬間を、自信を持って記録に残そう

お疲れさまでした!

ここまで、
8月の個人記録について
詳しくお話ししてきました。

最後に、
大切なポイントをおさらいしましょう。

📌 8月の個人記録 成功のポイント

1. 季節の特性を活かした視点で子どもの成長を捉える
2. 具体的なエピソードで子どもの姿を生き生きと描く
3. ポジティブな言葉選びで成長の過程を大切にする
4. 3つのトーン(フォーマル・セミフォーマル・カジュアル)を使い分ける
5. 効率的なメモとテンプレートで時間を有効活用する

8月は確かに暑くて大変な時期だけど、
だからこそ子どもたちが見せてくれる
成長がとても貴重なんです。

水遊びでの嬉しそうな笑顔

「つめたい」と言いながら
食べる冷たいうどん

暑さに負けずに遊ぶ元気いっぱいの姿。

これらすべてが、
その子らしい大切な成長の記録です。

完璧を求める必要はありません。

あなたが感じた子どもたちの輝く瞬間を、
自信を持って言葉にしてください。

保護者の方は、
園での子どもの様子を
とても楽しみにしています。

あなたが書く記録が、
きっと家庭での会話を豊かにし、
子育ての喜びを増やしてくれるはずです。

8月の暑さに負けず、
子どもたちの成長を一緒に見守っていきましょう。

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