お中元をもらったのに、お礼状を出すのが遅れちゃって困っていませんか?
「もう時間が経ちすぎて今さら出せない」「どんな文面で謝罪すればいいかわからない」と悩んでいる方も多いですよね。
実は、お礼状は遅れても出さないよりは断然マシなんです!
この記事では、遅れてしまったお中元のお礼を、相手に失礼のないよう丁寧に伝える方法と、すぐに使える例文をご紹介します。
上司や取引先、親戚など相手別の例文も豊富に掲載しているので、あなたの状況に合わせてすぐに活用できますよ。
はじめに:お中元のお礼が遅れても誠意は伝わる!
お中元のお礼が遅れてしまったとき、多くの人が「もう手遅れかもしれない」と諦めてしまいがち。
でも安心してください!
遅れたからといってお礼を諦める必要はありません。
大切なポイント
遅れてもきちんとお礼を伝えることで、相手への誠意と感謝の気持ちを示すことができます。
感謝の気持ちを伝えるのに遅すぎるということはないんです!
焦らないで!今からでも間に合うお礼の伝え方
遅れてしまった理由は人それぞれ。
忙しさや体調不良、家庭の事情など、いろいろありますよね。
相手も社会人として、そうした事情があることは理解してくれるはずです。
ただし、遅れたことへの謝罪は必ず冒頭に入れることが重要です。
たとえば、「この度はお忙しい中、心のこもったお中元をお送りいただき、ありがとうございました。
お礼のご挨拶が遅れてしまい、大変申し訳ございません」という感じで始めると、相手への配慮が伝わります。
また、メールやLINEなどのカジュアルな手段でも、まずは早めにお礼を伝えて、後日改めて正式なお礼状を送るという方法もありますよ。
すぐに例文を見たい方はこちら
時間がない方やとにかく早くお礼を伝えたい方は、この後の「相手別の例文集」をチェックしてくださいね!
上司、取引先、親戚、友人など、相手との関係性に応じた適切な例文を豊富に用意しています。
また、立秋(8月7日頃)を過ぎてしまった場合は、「残暑見舞い」として送る例文も別途ご紹介しています。
立秋以降は暦の上では秋になるため、お中元のお礼状ではなく残暑見舞いとして送ることが一般的なマナーです。
まず確認!お中元のお礼状、基本のマナー
お中元のお礼状を書く前に、まずは基本的なマナーを確認しておきましょう。
遅れてしまった場合でも、基本的なマナーを守ることで相手への敬意を示すことができます。
お礼状のタイミングや書き方のルールを理解して、より適切なお礼を伝えていきましょう。
お礼はいつまでに出すのが理想?
お中元のお礼状は、品物を受け取ってから3日以内に出すのが理想的とされています。
これは、相手が品物を送ったことを確認し、無事に届いたことを知らせる意味もあるからです。
ビジネス関係では特に、この3日ルールを守ることが重要視されます。
でも現実的には、夏休みや出張、体調不良などで3日以内に送れないことも多々ありますよね。
その場合でも、1週間以内には必ず送るようにしましょう。
1週間を過ぎてしまった場合は、遅れたことへの謝罪を含めてお礼状を作成することが大切です。
具体例
7月15日にお中元を受け取った場合
・理想的には:7月18日まで
・遅くとも:7月22日まで
この期間を過ぎた場合は、謝罪の言葉を必ず含めましょう。
遅くなった場合、いつまでに送れば失礼にならないか
お中元のお礼状は、立秋(8月7日頃)までに送れば、大きな失礼にはなりません。
この期間内であれば、「暑中見舞い」の形式でお礼を伝えることができます。
1ヶ月程度の遅れであれば、「お忙しい中でお礼のご挨拶が遅れてしまい」「諸事情によりお返事が遅くなってしまい」などの表現で謝罪することで、相手も理解を示してくれるでしょう。
重要なのは、遅れたことを素直に謝罪し、感謝の気持ちを丁寧に伝えることです。
また、お中元の時期を大幅に過ぎてしまった場合でも、諦める必要はありません。
9月や10月になってしまった場合は、季節の挨拶として「秋の便り」や「近況報告」の形で感謝の気持ちを伝えることも可能です。
【重要】立秋を過ぎたら「残暑見舞い」として送る
立秋(毎年8月7日または8日)を過ぎた場合は、お中元のお礼状ではなく「残暑見舞い」として送るのが正式なマナーです。
暦の上では立秋から秋が始まるため、この時期以降は暑中見舞いではなく残暑見舞いの形式を使用します。
残暑見舞いとしてお礼を伝える場合、冒頭の挨拶は「残暑お見舞い申し上げます」から始めます。
そして、お中元への感謝の気持ちを自然に織り込んでいきましょう。
タイミング別の対応
・7月中〜8月7日まで:暑中見舞い+お礼
・8月8日〜8月末:残暑見舞い+お礼
・9月以降:季節の挨拶+お礼
お礼が遅くなった場合の書き方3つのポイント
お礼が遅れてしまった場合、どんなふうに書けばいいか迷いますよね。
ここでは、相手に好印象を与えるための3つのポイントをご紹介します。
この3つを押さえるだけで、グッと印象が良くなりますよ。
ポイント1:お詫びの言葉から書き始める
遅れてしまった場合は、まず最初にお詫びの言葉を入れるのが鉄則です。
相手への配慮を示すことで、遅れたことへの印象を和らげることができます。
「お礼のご挨拶が遅れてしまい、大変申し訳ございません」
「お忙しい中、心のこもったお中元をいただきながら、お礼が遅くなってしまい申し訳ありません」
このような表現で始めると、誠意が伝わりやすくなります。
良い例
「この度はお忙しい中、心のこもったお中元をお送りいただき、ありがとうございました。
お礼のご挨拶が遅れてしまい、大変申し訳ございません。」
ポイント2:遅れた理由は簡潔に、または書かなくてもOK
遅れた理由を詳しく説明する必要はありません。
むしろ、長々と言い訳をするよりも、簡潔に謝罪して、感謝の気持ちに重点を置く方が好印象です。
もし理由を書く場合は、「諸事情により」「体調を崩しており」「出張が重なり」など、簡潔に留めましょう。
プライベートな事情を詳しく書く必要はありません。
⚠️ 避けたい表現
・長々とした言い訳
・プライベートな事情の詳細
・責任転嫁するような表現
ポイント3:感謝の気持ちをより丁寧に伝える
お礼が遅れた分、感謝の気持ちをより丁寧に、より具体的に伝えることが大切です。
品物の感想や、それを食べた時の様子、家族の反応なども含めると、より心のこもったお礼になります。
「美味しいメロンをありがとうございました」だけでなく、
「甘くて瑞々しいメロンを家族みんなで美味しくいただきました。
暑い日々に、とても爽やかな気持ちになりました」
このように具体的に書くと、相手も喜んでくれるはずです。
【相手別】お中元のお礼が遅くなった時の例文集
ここからは、実際に使える例文を相手別にご紹介します。
フォーマル、セミフォーマル、カジュアルの3パターンを用意したので、あなたの状況に合わせて選んでくださいね。
上司・恩師など目上の方への例文
目上の方には、特に丁寧な表現を心がけましょう。
敬語を正しく使い、謝罪の気持ちもしっかりと伝えることが大切です。
はがき・手紙で送る場合
フォーマルな例文
拝啓 暑中お見舞い申し上げます。
この度はお忙しい中、心のこもったお中元の品をお送りいただき、誠にありがとうございました。
お礼のご挨拶が遅れてしまい、大変申し訳ございません。
いただきました高級和菓子は、家族一同で美味しくいただかせていただきました。
上品な甘さと美しい見た目に、皆で感動いたしました。
○○様のお心遣いに、心より感謝申し上げます。
まだまだ暑い日が続きますが、どうぞお体にお気をつけてお過ごしください。
敬具
セミフォーマルな例文
暑中お見舞い申し上げます。
この度はお忙しい中、素敵なお中元をお送りいただき、ありがとうございました。
お礼のご挨拶が遅れてしまい、申し訳ございません。
いただいた高級フルーツは、とても甘くて美味しく、家族みんなで感動しながらいただきました😊
暑い毎日に、とても爽やかな気持ちになりました。
○○さんのお心遣いに、心から感謝しております。
まだまだ暑い日が続きますが、どうぞお体を大切になさってください。
ありがとうございました。
メールで送る場合
フォーマルな例文
件名:お中元のお礼(遅れてしまい申し訳ございません)
○○様
いつもお世話になっております。
この度はお忙しい中、心のこもったお中元の品をお送りいただき、誠にありがとうございました。
お礼のご挨拶が遅れてしまい、大変申し訳ございません。
いただきました高級素麺は、家族一同で美味しくいただかせていただきました。
暑い日々に、のど越しの良い素麺がとても嬉しく、皆で感謝しております。
まだまだ暑い日が続きますが、どうぞお体にお気をつけてお過ごしください。
改めまして、ありがとうございました。
セミフォーマルな例文
件名:お中元のお礼(お返事が遅くなってしまい申し訳ありません)
○○さん
いつもお世話になっております。
素敵なお中元をお送りいただき、ありがとうございました。
お礼のメールが遅くなってしまい、申し訳ございません。
いただいた高級アイスクリームは、家族みんなで美味しくいただきました😊
暑い日に冷たくて美味しいアイスが本当に嬉しく、子供たちも大喜びでした。
○○さんのお心遣いに、心から感謝しております。
まだまだ暑い日が続きますが、どうぞお体を大切になさってください。
ありがとうございました。
取引先などビジネス関係者への例文
ビジネス関係では、プロフェッショナルな印象を保ちながらも、感謝の気持ちをしっかりと伝えることが大切です。
はがき・手紙で送る場合
フォーマルな例文
拝啓 暑中お見舞い申し上げます。
平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
この度はお忙しい中、心のこもったお中元の品をお送りいただき、誠にありがとうございました。
お礼のご挨拶が遅れてしまい、深くお詫び申し上げます。
いただきました高級茶葉は、社員一同で美味しくいただかせていただきました。
香り高く上品な味わいに、皆で感動いたしました。
貴社の温かいお心遣いに、心より感謝申し上げます。
今後とも変わらぬご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
まだまだ暑い日が続きますが、皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。
敬具
セミフォーマルな例文
暑中お見舞い申し上げます。
平素より大変お世話になっております。
この度は素敵なお中元をお送りいただき、ありがとうございました。
お礼のご挨拶が遅れてしまい、申し訳ございません。
いただいた高級コーヒーは、社員みんなで美味しくいただいております😊
香り豊かで上品な味わいに、仕事の合間のひとときがとても豊かになりました。
○○様のお心遣いに、心から感謝しております。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
まだまだ暑い日が続きますが、皆様どうぞお体を大切になさってください。
メールで送る場合
フォーマルな例文
件名:お中元のお礼(○○株式会社 田中)
○○株式会社
○○様
いつも大変お世話になっております。
○○株式会社の田中です。
この度はお忙しい中、心のこもったお中元の品をお送りいただき、誠にありがとうございました。
お礼のご挨拶が遅れてしまい、深くお詫び申し上げます。
いただきました高級調味料セットは、社員一同で活用させていただいております。
上質な味わいに、皆で感動いたしました。
貴社の温かいお心遣いに、心より感謝申し上げます。
今後とも変わらぬご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
まだまだ暑い日が続きますが、皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。
セミフォーマルな例文
件名:お中元のお礼(お返事が遅くなり申し訳ありません)
○○さん
いつもお世話になっております。
素敵なお中元をお送りいただき、ありがとうございました。
お礼のメールが遅くなってしまい、申し訳ございません。
いただいた高級フルーツジュースは、社員みんなで美味しくいただいております。
暑い日の仕事の合間に、とても爽やかな気持ちになりました。
○○さんのお心遣いに、心から感謝しております。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
まだまだ暑い日が続きますが、皆様どうぞお体を大切になさってください。
親戚への例文
親戚の方には、親しみやすさを保ちながらも礼儀を忘れない程度の丁寧さで書きましょう。
家族的な温かさを感じられる文面にするのがポイントです。
はがき・手紙で送る場合
フォーマルな例文
暑中お見舞い申し上げます。
この度はお忙しい中、心のこもったお中元をお送りいただき、ありがとうございました。
お礼のご挨拶が遅れてしまい、申し訳ございません。
いただきました美味しいハムは、家族みんなで感動しながらいただきました。
子供たちも「おいしい!」と大喜びで、夏休みの良い思い出になりました。
○○おじさん(おばさん)のお心遣いに、心から感謝しております。
まだまだ暑い日が続きますが、皆様どうぞお体を大切になさってください。
またお会いできる日を楽しみにしております。
セミフォーマルな例文
暑中お見舞い申し上げます。
この度は素敵なお中元をありがとうございました。
お礼が遅くなってしまい、ごめんなさい。
いただいた高級そうめんは、家族みんなで美味しくいただきました!
のど越しが良くて、暑い日にぴったりでした。
子供たちも「また食べたい!」と言っています。
○○さんのお心遣いに、本当に感謝しています。
まだまだ暑い日が続きますが、皆さんお体に気をつけてくださいね。
今度お会いした時に、改めてお礼を言わせてください。
カジュアルな例文
○○さん、こんにちは!
美味しいお中元をありがとうございました。
お礼が遅くなっちゃって、本当にごめんなさい。
いただいたメロンが本当に甘くて美味しくて、家族みんなで感動してました!
「こんなに美味しいメロン初めて!」って子供たちも大興奮でしたよ〜
暑い毎日に、とっても嬉しいプレゼントでした。
○○さんもお体に気をつけて、暑い夏を乗り切ってくださいね。
今度みんなでお食事でもしましょう!
メールで送る場合
セミフォーマルな例文
件名:お中元のお礼(お返事が遅くなってごめんなさい)
○○さん
いつもありがとうございます。
素敵なお中元をお送りいただき、ありがとうございました。
お礼のメールが遅くなってしまい、申し訳ありません。
いただいた高級お茶セットは、家族みんなで美味しくいただいています。
香りが良くて、ほっと一息つける時間が増えました。
○○さんのお心遣いに、心から感謝しています。
まだまだ暑い日が続きますが、お体に気をつけてくださいね。
また近いうちにお会いしましょう!
カジュアルな例文
件名:お中元ありがとう!(お礼遅くなってごめん)
○○ちゃん
お疲れさま〜!
美味しいお中元をありがとう💚
お礼が遅くなっちゃって、本当にごめんね。
いただいたスイーツセット、家族みんなで取り合いになるくらい美味しかったよ〜!
特にチーズケーキが絶品で、子供たちが「また食べたい!」って言ってる。
いつも気にかけてくれて、本当にありがとう。
暑い日が続くけど、体調に気をつけてね。
今度ゆっくり会おうよ〜!
友人・同僚への例文
友人や同僚には、親しみやすくカジュアルな文面でも大丈夫です。
ただし、感謝の気持ちはしっかりと伝えましょう。
メールやメッセージアプリで送る場合
セミフォーマルな例文
○○さん
お疲れさまです。
素敵なお中元をありがとうございました。
お礼が遅くなってしまい、すみません。
いただいたアイスクリームセット、家族みんなで美味しくいただきました!
暑い日に冷たくて美味しいアイスが本当に嬉しくて、毎日のお楽しみになっています。
○○さんの優しいお心遣いに、とても感謝しています。
まだまだ暑い日が続きますが、お体に気をつけてくださいね。
今度お時間のある時に、お食事でもしましょう!
🍀 カジュアルな例文
○○ちゃん、お疲れさま〜!
美味しいお中元をありがとう。
お礼が遅くなっちゃって、本当にごめんね。
いただいたフルーツゼリー、めちゃくちゃ美味しかった〜!
見た目も可愛くて、インスタ映えもバッチリだったよ。
暑い日にぴったりのスイーツで、毎日の癒しになってる。
いつも気にかけてくれて、本当にありがとう。
今度美味しいもの食べに行こうね〜。
【立秋以降はこちら】残暑見舞いとしてお礼を伝える例文
立秋(8月7日頃)を過ぎてしまった場合は、「残暑見舞い」として送りましょう。
基本的な構成は同じですが、冒頭の挨拶が変わります。
感謝の気持ちを伝えるのに遅すぎるということはないので、安心して送ってくださいね。
目上の方・ビジネス向けの丁寧な例文
フォーマルな残暑見舞い例文
残暑お見舞い申し上げます。
この度はお忙しい中、心のこもったお中元の品をお送りいただき、誠にありがとうございました。
お礼のご挨拶が大変遅れてしまい、深くお詫び申し上げます。
いただきました高級フルーツは、家族一同で美味しくいただかせていただきました。
甘くて瑞々しく、残暑厳しい日々に大変爽やかな気持ちになりました。
○○様のお心遣いに、心より感謝申し上げます。
まだまだ残暑が厳しい日が続きますが、どうぞお体にお気をつけてお過ごしください。
今後ともよろしくお願いいたします。
セミフォーマルな残暑見舞い例文
残暑お見舞い申し上げます。
この度は素敵なお中元をお送りいただき、ありがとうございました。
お礼のご挨拶が遅れてしまい、申し訳ございません。
いただいた高級お茶セットは、毎日美味しくいただいております。
香り豊かで上品な味わいに、仕事の合間のひとときがとても豊かになりました。
○○さんのお心遣いに、心から感謝しております。
まだまだ残暑が厳しいですが、どうぞお体を大切になさってください。
ありがとうございました。
親しい間柄向けの例文
カジュアルな残暑見舞い例文
残暑お見舞い申し上げます〜!
美味しいお中元をありがとう。
お礼が遅くなっちゃって、本当にごめんね。
いただいたスイーツセット、家族みんなで大喜びでいただきました!
見た目も可愛くて味も最高で、残暑厳しい毎日の癒しになってるよ〜。
いつも気にかけてくれて、本当にありがとう。
まだまだ暑い日が続くけど、体調に気をつけてね。
涼しくなったら、また会おうよ〜!
お中元のお礼に関するよくある質問
お中元のお礼について、よく聞かれる質問をまとめました。
きっとあなたも気になっているポイントがあるはずです。
遅れたお詫びは電話でも良い?
電話でのお詫びは、むしろ好印象を与える場合があります。
特に大幅に遅れてしまった場合や、お世話になっている方には、まず電話で直接お詫びと感謝を伝えるのも良い方法です。
ただし、電話だけで済ませるのではなく、後日改めて正式なお礼状も送ることをおすすめします。
電話では「とりあえずお電話だけでも」と伝え、後日きちんとしたお礼状を送ることで、より丁寧な印象を与えることができます。
電話でのお詫びのポイント
・まず謝罪から始める
・感謝の気持ちを具体的に伝える
・後日正式なお礼状を送ることを約束する
・相手の都合を考慮した時間帯に電話する
お礼状にお返し(内祝い)は必要?
基本的に、お中元に対してお返しの品物を送る必要はありません。
お中元は一方的な贈り物という性質があるため、お礼状だけで十分です。
ただし、以下のような場合は、お返しを検討しても良いでしょう。
お返しを検討する場合
・非常に高価な品物をいただいた場合
・相手との関係で特別な配慮が必要な場合
・地域の習慣でお返しが一般的な場合
・どうしても気持ちが落ち着かない場合
お返しを送る場合は、お中元の半額程度の品物を「心ばかりの品」として送るのが一般的です。
その際は、「お返し」ではなく「季節のご挨拶」として送ることがマナーです。
使ってはいけないNGワードはある?
お中元のお礼状では、避けた方が良い表現がいくつかあります。
特に以下のような言葉は使わないよう注意しましょう。
NGワード・表現
・「お返し」→ お中元は一方的な贈り物のため
・「つまらないものですが」→ 相手の品物を否定することになる
・「恐縮です」「恐れ入ります」の連発 → 過度に使うと不自然
・具体的すぎる価格や品物の評価 → 「○○円もする高級品」など
・ネガティブな近況報告 → 病気や不幸の詳細など
代わりに、感謝の気持ちを素直に表現することを心がけましょう。
「ありがとうございました」「感謝しております」「嬉しく思います」などの前向きな言葉を使うことで、相手にも良い印象を与えることができます。
まとめ!大切なのは感謝の気持ちを伝えること
ここまで、お中元のお礼が遅れた場合の対処法と、様々な例文をご紹介してきました。
最後に、大切なポイントをおさらいしましょう!
成功のための5つのポイント
1. 相手に合わせた表現を選ぶ(フォーマル・セミフォーマル・カジュアル)
2. 遅れたことを素直に謝罪してから感謝を伝える
3. 具体的で心のこもった内容にする
4. NGワードを避けて前向きな表現を使う
5. 立秋以降は残暑見舞いとして送る
完璧を目指す必要はありません。
大切なのは、あなたの素直な感謝の気持ちです。
この記事を参考にしながら、あなたらしさを大切にして実践してみてくださいね。
お礼が遅れてしまっても、一歩踏み出す勇気が何より大切。
相手もきっとあなたの気持ちを理解してくれるはずです。