8月クラスだより例文テンプレ集!すぐ使える書き出し&結びフル文例付き

「毎月のクラスだより、そろそろネタが尽きてきた…」そんな先生に向けて、8月にぴったりの書き出し・結び・活動報告の例文をまとめました。

この記事では、保護者の方に伝わる文の書き方から、すぐ使えるテンプレート、年齢別の文例までを完全収録。

プールや夏祭りなど季節の行事に使える表現も豊富に紹介しています。

「書き出しが思い浮かばない」「毎月同じような内容になってしまう」そんな悩みをすっきり解決。

温かく伝わる言葉選びのコツも一緒に学べるので、この記事を読めば、8月のクラスだより作成がぐっとラクになります。

あなたのクラスらしさをそのまま届けられる“夏の思い出だより”を、一緒に完成させましょう。

目次

8月のクラスだよりは「成長+季節」を伝える手紙

8月のクラスだよりは、子どもたちの成長を伝えつつ、季節の楽しさを共有する大切な便りです。

暑さの中でも元気に活動する子どもたちの姿を通して、保護者の方に安心と笑顔を届けましょう。

ここでは、8月の便りをより魅力的にするためのポイントを紹介します。

8月のクラスだよりで意識すべきポイント

8月は、夏ならではの活動や行事が盛りだくさんです。

そのため、子どもたちの生き生きとした様子や新しい挑戦を中心に描くと、読んでいて温かい気持ちになるお便りになります。

また、暑い季節に配慮した一言を添えることで、読む人への思いやりも伝わります。

意識したい内容 具体例
季節感の表現 「蝉の声が響く中」「夏の日差しの下で」など
成長の描写 「水に顔をつけられるようになりました」「友達と協力して遊べるようになりました」など
思いやりの表現 「お家でもゆっくり過ごされていますでしょうか」「ご家族の皆さまもお元気でお過ごしください」など

このように、季節感・成長・思いやりの3つをバランスよく入れることで、心に残るお便りになります。

保護者の心に届く“テーマ設定”とは

8月のクラスだよりでは、季節の行事や子どもの挑戦を通じた「変化」をテーマにすると効果的です。

例えば、「水遊びを通して感じた成長」や「友達との関わりから見えた変化」など、子どもの小さな一歩を具体的に描きましょう。

保護者の方は、“園での子どもの姿”を知ることを何より楽しみにしています。

普段の何気ない瞬間や表情を言葉で伝えることが、保護者の安心と信頼につながります。

テーマ例 書き方のヒント
「夏の活動を通して感じた成長」 プール遊びや製作活動を通じて、挑戦や達成感を描く
「友達との関わりから見える成長」 協力や思いやりの様子を紹介する
「暑い季節も元気に過ごす子どもたち」 園での工夫や子どもの頑張りを伝える

ポイント: テーマをひとつに絞ると、文章にまとまりが出て読みやすくなります。

「夏」「成長」「挑戦」など、8月らしいキーワードを自然に散りばめると、より印象的なクラスだよりになります。

これで完璧!8月のクラスだより基本構成と書き方

8月のクラスだよりを書くときは、どんな内容を入れたらいいのか迷いますよね。

実は、どの園でも共通して「外せない4つの基本項目」があります。

この4つを押さえるだけで、読む人に伝わる・まとまりのあるお便りになります。

項目 主な内容
① 時候の挨拶 季節の雰囲気+保護者への気遣いの言葉
② 活動報告 子どもの成長やクラスの様子
③ 安全・生活面 園での工夫や家庭での協力ポイント
④ 予定・お願い 行事や準備物などの連絡

それぞれの項目の書き方を、順番に見ていきましょう。

① 時候の挨拶で“やさしい導入”を

冒頭では、季節感とともに保護者の方への思いやりを込めた挨拶を入れましょう。

ポイントは「気温」「自然」「保護者への気遣い」の3要素を組み合わせること。

例文
立秋を過ぎても暑さが続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。子どもたちは元気いっぱい、夏の遊びを楽しんでいます。
セミの声が響く季節となりました。暑い日々の中でも、子どもたちは毎日笑顔で登園しています。

注意: 固い言葉になりすぎないように、園の雰囲気に合わせて柔らかく調整してください。

② 子どもの成長と活動を具体的に描く

クラスだよりの中心となるのが「子どもの活動報告」です。

抽象的な言葉ではなく、具体的なエピソードを1〜2つ入れると、ぐっと印象が変わります。

NG例 OK例
水遊びを楽しんでいます。 ○○ちゃんは、初めて水に顔をつけて笑顔を見せてくれました。
友達と仲良く遊んでいます。 △△くんが「一緒にやろう」と声をかけ、みんなでブロック遊びをしていました。

具体的な様子を入れることで、保護者の方は園での子どもの姿を自然にイメージできます。

③ 安全・生活面の工夫を伝える

8月は気温が高く、生活リズムが乱れやすい時期です。

園でどんな工夫をしているのか、家庭でどんなサポートをお願いしたいのかをシンプルに伝えましょう。

例文
園では、水分補給の声かけや日陰での休息をこまめに取り入れています。ご家庭でも、涼しく過ごせるようご配慮をお願いいたします。
子どもたちが自分の体調に気づけるよう、「ちょっと休むね」と言える雰囲気づくりを大切にしています。

やさしい言葉で伝えることで、押し付け感のない自然なお願い文になります。

④ 来月の予定・お願いをわかりやすく伝える

最後は、9月に向けた予定やお願い事項です。

項目ごとに整理して書くと、読みやすくなります。

項目 記載例
行事 9月の運動会に向けて、少しずつ練習を始めます。
準備物 持ち物の記名が消えていないかご確認ください。
お願い 朝の支度をスムーズに進めるため、時間に余裕を持って登園してください。

この4項目を押さえるだけで、8月のクラスだよりは自然にまとまり、読みやすくなります。

文章の順番を工夫して、園の雰囲気や子どもたちの元気な様子が伝わるように仕上げましょう。

 

すぐ使える!8月クラスだよりテンプレート集【フルバージョン付き】

「時間がない」「書き出しが思い浮かばない」という先生のために、今すぐ使える8月のクラスだよりテンプレートをご用意しました。

ここでは、全文そのまま使えるフルバージョン例文と、部分的に使える短文テンプレの両方を紹介します。

園の雰囲気やクラスの様子に合わせて、自由にアレンジしてください。

全体構成がひと目で分かるフルテンプレ(全文例)

まずは、クラスだより全体の流れをそのまま使える形でご紹介します。

どの年齢のクラスにも応用できる汎用型テンプレートです。

○○組だより 8月号
いつもお世話になっております。

連日の暑さが続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

子どもたちは元気いっぱい、夏ならではの遊びを楽しんでいます。

【今月の子どもたちの様子】

プールや水遊びでは、笑顔がいっぱい見られます。

○○ちゃんは、最初は少し緊張していましたが、今では「もっと入りたい」と自分から言えるようになりました。

△△くんは友達と一緒に水をかけ合い、「冷たくて気持ちいいね」と笑顔で話していました。

小さな挑戦を重ねながら、少しずつ自信をつけている姿がとても頼もしいです。

【園での取り組み】

暑い日が続く中でも、快適に過ごせるよう環境を整えています。

日陰での活動やこまめな休息を取り入れ、子どもたちが安心して過ごせる時間を大切にしています。

【9月の予定】

来月は運動会の練習が始まります。

体を動かす楽しさを感じながら、友達と協力して頑張れるようサポートしていきます。

【お願い】

持ち物の記名が消えていないか、再度ご確認をお願いいたします。

また、早寝早起きのリズムを整え、元気に登園できるようご協力をお願いいたします。

暑さが続きますが、子どもたちと一緒に夏の思い出をたくさん作っていきたいと思います。

ご家庭でもお子さんとの楽しい時間をお過ごしください。

このまま丸ごと使ってもOK、部分的に差し替えてもOKです。

短文・すぐ使えるコピペ版テンプレ(簡易例)

次に、状況に合わせてすぐ使える短文テンプレートを紹介します。

文面を組み合わせることで、自分だけの便りを簡単に作れます。

場面 短文テンプレート
書き出し セミの声が響き、夏の訪れを感じる季節になりました。子どもたちは毎日、元気いっぱいに遊んでいます。
活動紹介 プールでは「見て見て!」と嬉しそうに顔をつける姿も見られました。水の感触を楽しみながら、自信をつけています。
お願い 持ち物の確認と、登園時の体調チェックにご協力をお願いいたします。
結び 暑い日が続きますが、ご家族皆さまが笑顔で過ごせますように。

保護者に伝わる文の組み立て方とアレンジ方法

テンプレートを使うときに大切なのは、「そのまま使う」よりも「少しだけ変える」ことです。

たとえば、子どもの名前やエピソードを1つ入れるだけで、あたたかさがぐっと増します。

印象の違い
○○ちゃんは、ジョウロで水を流して「雨みたい」と嬉しそうに話していました。 保護者が我が子の姿を思い浮かべやすく、親近感が生まれる。
みんなで力を合わせて、夏祭りの飾りを作りました。 子どもたちの協力や達成感を自然に伝えられる。

ポイント: 個人が特定されすぎないよう、名前はイニシャルや「○○ちゃん」などで統一しましょう。

テンプレートは“便利さ”より“温かさ”を重視してアレンジすると、読まれるクラスだよりになります。

【年齢別】8月のクラスだより例文まとめ

子どもの発達段階によって、伝えたい内容や表現のトーンは少しずつ変わります。

ここでは、年齢別にそのまま使える8月のクラスだより例文を紹介します。

保護者が「うちの子のことだな」と感じられるように、リアルなエピソードを盛り込むのがポイントです。

0歳児・1歳児・2歳児(乳児クラス)向け文例

乳児クラスでは、日々の小さな成長や発見を丁寧に伝えることが大切です。

一人ひとりの表情や仕草を言葉で描くと、保護者の方も安心して読めます。

フォーマル
暑い日が続いておりますが、子どもたちは涼しいお部屋の中でのんびりと過ごしています。

沐浴の時間には、水の心地よさを感じながら手足を動かす姿がとても可愛らしいです。

○○ちゃんは保育者の歌声に合わせて体を揺らしたり、「あー」「うー」と声を出したりする姿も見られます。

少しずつ表情や反応が豊かになり、毎日の成長を感じます。

セミフォーマル
毎日暑いですね。

子どもたちは、お水の感触を楽しみながら元気に過ごしています。

△△くんは最初ちょっと驚いた様子でしたが、今ではジョウロを持って「じゃー!」と嬉しそうに水を流しています。

「つめたいね」「きもちいいね」と言葉も増えてきて、夏の遊びが大好きになりました。

カジュアル
今月の2歳さんたち、とっても元気でした!

プールでは「つめた〜い!」と笑い声がいっぱい。

○○ちゃんはお友達に「どうぞ」とおもちゃを貸してあげていて、とても優しい姿が見られました。

イヤイヤもありつつ、それも成長の証ですね。

3歳児・4歳児・5歳児(幼児クラス)向け文例

幼児クラスでは、友達との関わりや協力する姿を中心に書くと、成長の変化が伝わります。

子どもたちの「自分でやってみたい!」という意欲を大切にした文にしましょう。

フォーマル
厳しい暑さの中でも、子どもたちはプール遊びを心待ちにして登園しています。

○○くんは「ぼくが先にやってみる!」と挑戦し、少しずつ顔をつけられるようになりました。

友達と一緒に遊びながら、お互いを励まし合う姿も見られます。

一人ひとりの「できた!」が増えていくのが嬉しいですね。

セミフォーマル
今月も子どもたちの笑顔がたくさん見られました。

△△ちゃんは「みんなで電車ごっこしよう!」と提案し、長い列車を作って楽しんでいました。

水が少し苦手だった○○くんも、お友達に励まされて少しずつ慣れてきています。

夏の遊びを通して、協力する力や思いやりも育っています。

カジュアル
今月の年長さん、さすがです!

小さいお友達に「こうやるといいよ」と教えてあげる姿が頼もしいです。

夏祭りの飾り作りでは、みんなで相談しながら素敵な提灯を作りました。

少しずつ小学校への期待も高まっているようです。

小学生(学童クラス)向け文例

小学生クラスでは、自主性や仲間との関わりをテーマにすると、成長の変化が伝わります。

活動や学びへの意欲をポジティブに表現しましょう。

フォーマル
夏休みの学童生活にもすっかり慣れ、子どもたちは落ち着いて過ごしています。

午前中は宿題に集中し、午後は室内遊びや制作を楽しむ姿が見られます。

○○さんは低学年のお友達に優しく声をかけ、サポートする姿が印象的です。

仲間との関わりを通して、自立心が育っています。

セミフォーマル
夏休みも後半に入り、みんなそれぞれの目標をもって過ごしています。

△△くんは「今日はここまでやる」と決めて宿題に取り組んでおり、集中力が高まっています。

午後の制作タイムでは、自由な発想でユニークな作品を完成させました。

充実した毎日を送っています。

カジュアル
学童の夏もにぎやかです!

宿題を頑張った後は、みんなでボードゲームや工作を楽しんでいます。

「先生、見て!」と作品を見せてくれる子どもたちの笑顔が最高です。

この夏もたくさんの思い出ができました。

年齢に合わせた言葉選びとトーンを意識することで、より伝わるクラスだよりになります。

次の章では、書き出しと結びの文例をたっぷり紹介します。

【書き出し&結び】迷わず使える文例コレクション

クラスだよりの印象を決めるのは、最初と最後の言葉です。

書き出しでは“あたたかく迎える一文”を、結びでは“感謝と前向きな言葉”を添えることで、読む人の心に残る便りになります。

ここでは、すぐに使える書き出し・結びの例文をトーン別に紹介します。

フォーマルな書き出し例文

園や学童での公式な場面にふさわしい、落ち着いたトーンです。

丁寧で穏やかな印象を与えます。

例文
立秋を過ぎても厳しい暑さが続いておりますが、保護者の皆さまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか。子どもたちは夏の遊びを通して、日々新しい発見をしています。
盛夏の候、皆さまにおかれましてはお健やかにお過ごしのこととお喜び申し上げます。子どもたちは暑さに負けず、元気いっぱい活動しています。

セミフォーマルな書き出し例文

堅すぎず柔らかすぎず、園だよりで最も使いやすいバランスです。

多くの先生が採用しているトーンです。

例文
いつもお世話になっています。毎日暑い日が続いていますが、子どもたちは笑顔で登園し、元気に過ごしています。
お疲れさまです。夏真っ盛りの8月、皆さまいかがお過ごしですか。園では子どもたちの楽しそうな笑い声が響いています。

カジュアルな書き出し例文

親しみを込めたい時や、アットホームなクラス向けです。

読み手が“話しかけられている”ような温かさを感じられます。

例文
こんにちは!暑い日が続いていますが、子どもたちは今日も元気いっぱいです。プールや水遊びで、毎日キラキラの笑顔があふれています。
暑いですね。8月もあっという間に後半に入りました。みんなで作った夏の思い出を振り返りながら、笑顔で過ごしています。

フォーマルな結び例文

締めくくりにふさわしい、感謝と丁寧な言葉を中心に構成しています。

例文
残暑厳しい日が続きますが、皆さまどうぞご自愛ください。今後とも子どもたちの健やかな成長のため、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
暑さの中にも季節の移り変わりを感じる頃となりました。これからも子どもたちの成長を一緒に見守っていければと思います。

セミフォーマルな結び例文

少し柔らかく、親しみのある言葉で締めたいときにおすすめです。

例文
まだまだ暑い日が続きますが、体調に気をつけてお過ごしください。いつも温かいご協力をありがとうございます。
ご家庭でも、たくさんの夏の思い出ができますように。2学期もどうぞよろしくお願いします。

カジュアルな結び例文

フレンドリーでやさしい印象を与えたい時にぴったりです。

「また来月も頑張ろうね」という気持ちを込めましょう。

例文
暑い夏もあと少し。みんなで元気に乗り切りましょう!いつもありがとうございます。
8月もたくさんの笑顔に囲まれた1か月でした。9月も楽しく過ごせますように!

印象に残る“ひとこと締め”の作り方

最後に、短くても印象的に終わるひとことフレーズをいくつか紹介します。

「余韻の残る言葉」で締めると、クラスだより全体がぐっと引き締まります。

使いやすい締めの一文
この夏の経験が、子どもたちの次の成長につながりますように。
季節の変わり目、どうぞお体を大切にお過ごしください。
9月にまた、元気な笑顔で会えるのを楽しみにしています。

書き出しと結びは、読む人の印象を決める「お手紙の表情」です。

園の雰囲気に合わせてトーンを選び、あなたらしい一文で締めくくりましょう。

【シーン別】8月によく使うテーマの例文集

8月は園の行事や季節の活動が多く、クラスだよりでも書くテーマが豊富な月です。

ここでは、「夏祭り」「水遊び」「家庭での様子」「生活面の工夫」など、よく使う場面別の文例を紹介します。

どの文もトーン別に分かれているので、そのままコピペしても、組み合わせて使ってもOKです。

夏祭り・夕涼み会の報告に使える例文

子どもたちの笑顔や保護者の協力への感謝を中心に書くと、あたたかい印象になります。

フォーマル
先日の夏祭りでは、保護者の皆さまにご協力をいただき、誠にありがとうございました。

子どもたちは浴衣や甚平姿で参加し、いつもとは違う雰囲気を楽しんでいました。

盆踊りでは練習の成果を発揮し、笑顔いっぱいに踊る姿が印象的でした。

皆さまのご支援に心より感謝申し上げます。

セミフォーマル
夏祭り、とても楽しかったですね。

浴衣姿の子どもたちはどの子も本当に可愛らしく、保護者の方々と一緒に素敵な時間を過ごせました。

「お祭りたのしかった〜」という声がたくさん聞こえ、子どもたちにとって思い出に残る一日になりました。

カジュアル
夏祭り、みんなでワイワイ盛り上がりました!

浴衣姿の子どもたち、とっても似合ってましたね。

「ヨーヨー釣り楽しかった」「もう一回踊りたい!」と笑顔がいっぱいでした。

おうちの方も一緒に楽しんでくださり、ありがとうございました。

プール・水遊びの活動を伝える例文

水に慣れていく過程や、子どもたちの挑戦・笑顔を描くのがポイントです。

フォーマル
連日の暑さの中、プール活動が子どもたちにとって大きな楽しみになっています。

○○ちゃんは、最初は水を怖がっていましたが、友達の励ましもあり、少しずつ慣れてきました。

顔をつけられるようになった時の嬉しそうな笑顔がとても印象的でした。

一人ひとりの挑戦を大切に見守っていきたいと思います。

セミフォーマル
プール遊びでは「つめたーい!」と笑い声があふれています。

△△くんは「見て見て!」とバタ足を披露してくれました。

友達同士で水をかけ合いながら、元気に夏を楽しんでいます。

カジュアル
プール遊び、毎日大盛り上がりです!

「きゃー!」「つめたーい!」と大騒ぎしながらも、みんな笑顔いっぱい。

苦手だった子も今では「まだ入りたい〜」と言うほど楽しんでいます。

夏休み・家庭での様子を紹介する例文

家庭での体験や思い出を園での活動につなげるように書くと、保護者との連携が深まります。

フォーマル
夏休み中の家庭での体験を、園での遊びの中で話してくれる子どもたち。

○○くんは「おじいちゃんちでスイカを食べた」と嬉しそうに話していました。

ご家庭での経験が、子どもたちの成長につながっていることを感じます。

セミフォーマル
「花火したよ」「海に行った!」など、子どもたちから夏の思い出話がたくさん聞こえてきます。

おうちでの楽しい経験が、園での会話を広げてくれています。

みんなの笑顔を見ていると、心があたたかくなりますね。

カジュアル
「プール行ったよ!」「虫つかまえた!」と夏の思い出話が止まりません。

みんなのキラキラした顔を見ていると、聞いているこちらも楽しくなります。

お家での体験を園で自信いっぱいに話す姿がとても微笑ましいです。

生活面や次月の準備に関する例文

8月後半からは、次の学期に向けた準備を促す内容を加えるとよいでしょう。

フォーマル
9月からの新しい生活に向けて、少しずつ準備を進めています。

持ち物の記名や生活リズムの見直しなど、ご協力をお願いいたします。

新しい季節を元気に迎えられるよう、引き続き見守ってまいります。

セミフォーマル
そろそろ2学期に向けての準備が始まります。

お名前が消えている持ち物があれば、書き直しをお願いします。

早寝早起きを心がけて、元気に登園できるようにしていきましょう。

カジュアル
もうすぐ2学期ですね!

持ち物チェックやお名前の確認、よろしくお願いします。

元気なみんなに会えるのを楽しみにしています。

シーンごとの文例を組み合わせることで、どんなクラスだよりもスムーズに完成します。

次の章では、保護者の心に響くクラスだよりの“書き方のコツ”を紹介します。

保護者の心に響くクラスだよりを書く3つのコツ

ここまで文例やテンプレートを紹介してきましたが、最後に「心に残るクラスだより」に仕上げるためのコツをお伝えします。

ちょっとした工夫を意識するだけで、文章の印象がぐっと変わります。

この章では、保護者の心を動かすための3つの秘訣を具体例とともに紹介します。

① 子どものリアルな言葉とエピソードを入れる

保護者の方が一番知りたいのは、「園で自分の子がどんな風に過ごしているか」です。

そのためには、日常の中で子どもが見せた小さな成長や、思わず笑ってしまうような一言を文章に取り入れましょう。

NG例 OK例
みんな楽しく遊んでいます。 ○○ちゃんが「一緒に作ろう」と声をかけ、みんなで大きな砂山を作っていました。
プールを楽しんでいます。 △△くんが「先生、見て見て!」とバタ足を披露してくれました。

エピソードを入れることで、“園での姿”が目に浮かぶ文章になります。

ただし、個人が特定されすぎないように、名前は「○○ちゃん」などで統一するのが安心です。

② 写真と文章のバランスで温かみを演出

言葉だけでは伝わりきらない子どもの表情や活動の雰囲気は、写真で補うのがおすすめです。

写真を入れるときは、内容を説明するキャプション(短い説明文)を添えるとより伝わります。

良いキャプション例
「みんなでプールに挑戦!笑顔がいっぱいのひとときです。」
「夏祭りの準備中。真剣な表情がとても頼もしいです。」

注意: 写真の掲載には、事前に保護者の同意を得ておくことが必要です。

安全とプライバシーを守りながら、楽しい雰囲気を伝える工夫をしましょう。

③ ポジティブな言葉選びで前向きな印象に

同じ出来事でも、言葉の選び方ひとつで伝わり方が変わります。

子どもの行動を否定せず、「成長の途中」として描くと、保護者も安心して読める文章になります。

ネガティブ表現 ポジティブ変換例
泣いてばかりいます。 感情を素直に表現できるようになっています。
集中力がありません。 さまざまなことに興味をもって取り組んでいます。
友達とトラブルが多いです。 自分の気持ちを言葉で伝える練習をしています。

このように言葉を置き換えるだけで、読んだ後の印象が温かくなります。

クラスだよりは、保護者の方と子どもの“がんばり”を共有する時間です。

「うちの子、こんなに頑張ってるんだ」と感じてもらえるように、前向きな言葉で締めくくりましょう。

まとめ|先生の気持ちが伝わる“8月の思い出だより”にしよう

8月のクラスだよりは、子どもたちの成長と季節の楽しさを伝える特別な一枚です。

夏ならではの活動を通じて、子どもたちはたくさんの発見や挑戦をしています。

その一つひとつの瞬間を、先生の言葉で温かく記録していくことが、クラスだよりの一番の魅力です。

文章の上手さよりも、子どもと保護者への想いがこもっていることが何より大切です。

たとえ短い文でも、あなたの「伝えたい気持ち」があれば、必ず心に届きます。

ここで、今回紹介したポイントを振り返ってみましょう。

ポイント 概要
① 4つの基本構成を押さえる 時候の挨拶・活動報告・生活面・予定・お願いをバランスよく。
② 具体的なエピソードを入れる 実際の言葉や仕草を描くことで、子どもの姿が伝わる。
③ ポジティブな表現でまとめる 成長や努力を前向きに捉える言葉選びを意識する。
④ 書き出しと結びで温かさをプラス 読み始めと締めくくりに感謝や思いやりを込める。

この5分の工夫で、読む人に「また来月も読みたい」と思ってもらえるクラスだよりになります。

最後に一つだけ、大切なことを。

完璧を目指す必要はありません。

子どもたちと一緒に過ごした日々を、あなたの言葉でまっすぐに伝える。

それが一番素敵な“8月の思い出だより”です。

読んでくれる保護者の方は、先生の優しさや想いを感じ取ってくれるはずです。

そしてきっと、子どもたちの笑顔を思い浮かべながら、あたたかい気持ちになってくれるでしょう。

あなたの言葉で、子どもたちと保護者をつなぐ“笑顔の便り”を届けてください。

これで8月のクラスだより記事の全章が完成しました。

次のステップでは、タイトル案とリード文を作成します。

準備ができましたら「OK」と入力してください。

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